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山崎貴の原点が20年の時を経て最新技術で蘇る!『ジュブナイル』『リターナー』4Kデジタルリマスター期間限定公開決定!山崎監督からコメントも到着!「映画自体がタイムマシンのように僕を20数年前に連れて行ってくれました」

実写版ゴジラ30作目となる『ゴジラ-1.0』で監督・脚本・VFXを務め、第96回アカデミー賞でアジア映画初となる視覚効果賞を受賞した山崎貴の監督デビュー25周年を記念して、デビュー作『ジュブナイル』(2000年7月15日公開作品)とデビュー2作目の『リターナー』(2002年8月31日公開作品)の、4Kデジタルリマスターされ、11月22日(金)より各作品1週間限定で劇場公開することが決定した。

山崎貴のVFXの原点でもあるこの2作品を≪白組×ROBOT×Imagica EMS≫による最新4Kデジタルリマスター技術で完全復元。
劇場公開から20年以上の時を経て、オリジナル35mmネガ原版から4KDCPへ―。

今回の4Kデジタルリマスター制作に初期段階から関わり、完成した本編をスクリーンで観た山崎は、「4Kリマスターはまるでつい最近撮影したかのようにあの時間を蘇らせてくれました。二つともタイムトラベルが中心に居る話ですが、映画自体がタイムマシンのように僕を20数年前に連れて行ってくれました」とその完成度の高さに興奮のコメント。また両作品に出演している鈴木杏からも 「蘇った『ジュブナイル』『リターナー』。すっかり見入ってしまいました。面白いし、エモいし、大変!」と、喜びの声が到着。SF映画界に新風を巻き起こした少年たちと未知のロボット“テトラ”との交流を描いたファンタジー映画『ジュブナイル』、そしてスピーディーなガンアクションとワイヤーワーク、随所に見られるVFXシーンが日本映画のイメージを一新させる映像世界を実現したSFアクション映画『リターナー』。今もなお名作と語り継がれる、山崎貴の原点となる作品は20年以上経っても色あせることなく、VFXによって作り出された世界観は観る者すべての心を掴み続けており、4Kデジタルリマスターでの上映に期待が高まる。

【コメント全文】

山崎 貴/監督・脚本・VFX

久しぶりにジュブナイルとリターナーを観ました。
4kリマスターはまるでつい最近撮影したかのようにあの時間を蘇らせてくれました。
二つともタイムトラベルが中心に居る話ですが、
映画自体がタイムマシンのように僕を20数年前に連れて行ってくれました。
みんな若くて、画像が生々しくて、なんだかそのまま映画の中に引きずり込まれそうな、
引きずり込まれたいような甘い郷愁が押さえようもなく胸の内に立ち上ってきて、
ちょっと泣いてしまいそうになりました。
ずっと映画を作ってきましたが、最初の二本に内包された若さやせつなさは
もうはっきりと手に入らないんだなと感じました。
色々足りないところもある映画ですが、久しぶりに劇場に足を運んでもらえると嬉しいです。

《プロフィール》 
1964年、長野県松本市生まれ。幼少期に『スターウォーズ』や『未知との遭遇』と出会い、強く影響を受け、特撮の道に進むことを決意。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業後、1986年に株式会社白組に入社。『大病人』(93)、『静かな生活』(95)など、伊丹十三監督作品にてSFXやデジタル合成などを担当。2000年『ジュブナイル』で監督デビュー。CGによる高度なビジュアルを駆使した映像表現・VFXの第一人者。『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)では、心温まる人情や活気、空気感を持つ昭和の街並みをVFXで表現し話題になり、第29回アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞など12部門を受賞。『永遠の0』(13)、『STAND BY ME ドラえもん』(14)は、それぞれ第38回アカデミー賞最優秀作品賞ほか8部門、最優秀アニメーション作品賞を受賞。また、監督・脚本・VFXを担当した『ゴジラ-1.0』(23)では、第96回アカデミー賞で日本映画初の視覚効果賞受賞を果たした。日本を代表する映画監督の一人として数えられる。

 

鈴木 杏 / 『ジュブナイル』『リターナー』出演

蘇った『ジュブナイル』『リターナー』。すっかり見入ってしまいました。
面白いし、エモいし、大変!
あれ?「ジュブナイル」の時、山崎監督はいくつだったんだっけ?と計算してみたら、
今の私とほぼ同い年。改めて尊敬。その才能と努力で次々と夢を叶えてきた山崎監督の今後の作品がますます楽しみです!
4Kデジタルリマスターの凄さ、正直今まであんまりよくわかっていなかったけれど(ごめんなさい)自分がリマスターされる当事者になって、
ああ、過去と今、そして未来までもを繋げてくれるのだな、
とその奥深さに感動しています。

《プロフィール》 
1987年生まれ。東京都出身。1996年にTVドラマでデビュー後、多くのドラマ、映画で活躍。2003年、『奇跡の人』で初舞台を踏む。2021年、舞台『殺意 ストリップショウ』『真夏の夜の夢』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、読売演劇大賞 大賞・最優秀女優賞、紀伊國屋演劇賞個人賞に輝く。近年は個展などアーティスト活動も行う。近年の出演作に、NHK大河ドラマ「どうする家康」、NHK「大奥」第2シーズン、KERA CROSS第五弾『骨と軽蔑』、シス・カンパニー公演『いつぞやは』などがある。

 

『ジュブナイル』
11月22日(金)~11月28日(木)4Kデジタルリマスター期間限定公開

2000年、ある田舎町の夏の日。
小学生の祐介(遠藤雄弥)と岬(鈴木杏)たちは、森の中で小さなロボット「テトラ」と出会う。
高度な知能を持つテトラはどこから来たのか。
タイムマシンを研究する天才物理学者・神崎(香取慎吾)と共にテトラの秘密を探る祐介たち。
そのころ地球上空10万キロメートルの彼方に謎のエイリアン・ボイド人の巨大宇宙船団が地球の海を狙って停泊していた。
刻々と迫りくる地球の危機。地球を守るため、そしてボイド人にさらわれた岬を守るため、祐介はテトラが作った戦闘型ロボット・ガンゲリオンにありったけの勇気を持って乗り込んだ。
果たして地球を守られるのか?そして岬の命は?
20世紀最後の冒険は、少年たちの想像を超え、遠い未来へとつながっていく―――。

監督・脚本・VFX:山崎貴
出演:香取慎吾、酒井美紀、鈴木杏、遠藤雄弥、清水京太郎、YŪKI、緒川たまき、吉岡秀隆
主題歌:山下達郎 (ワーナー・ミュージック・ジャパン)
©2000 Juvenile Project

『リターナー』
11月29日(金)~12月5日(木)4Kデジタルリマスター期間限定公開

2002年、
闇の取引からブラック・マネーを奪還して依頼者に送り返す、“リターナー“ミヤモト(金城武)の前に
2084年の世界からタイムスリップしたミリ(鈴木杏)という少女が突然現れる。
ミリの目的は、2002年の地球を滅ぼしにやってきた最初の宇宙人・ダグラを抹殺すること。
2084年の地球は、ダグラに侵略され、人類は存亡の危機に直面していた。
その運命を変えるべくミリが送り込まれたのだった。
二人の前に現れた最初のダグラを巡り、闇社会を支配しようとする溝口(岸谷五朗)一味との攻防が始まる―――。

監督・VFX :山崎貴
脚本:山崎貴、平田研也
出演:金城武、鈴木杏、樹木希林、岸谷五朗
主題歌:「DIG IN」レニー・クラヴィッツ
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