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第37回東京国際映画祭が開幕!菊地凛子「映画は共通言語。映画を通して会話ができるのは本当に素敵」と“映画愛”を語る。【第37回東京国際映画祭】

本日10月28日に第37回東京国際映画祭のオープニングセレモニーが東京宝塚劇場で行われた。六本木から日比谷に開催の場を移して、今年で4年目となる東京国際映画祭。セレモニーは花譜-KAF-、サラ・オレインらによるオープニングアクトで華々しく開幕。

その後は司会を務める声優の佐倉綾音が登壇し、続いて石破茂内閣総理大臣のビデオメッセージが流された。石破総理は「東京国際映画祭はアジアを代表する国際的にも注目を集める映画祭。日本のコンテンツ産業の更なる発展のために、政府としても次世代を担うクリエイターの育成支援や、取引の適正化といった環境の整備を図ってまいります」と挨拶をした。

フェスティバル・ナビゲーターを務めるのは『バベル』や『パシフィック・リム』など国内外で活躍する女優の菊地凛子。今回が東京国際映画祭に初めての参加となる菊池は「初めての参加で、このような身に余るお仕事をいただいた。映画を通じて多くの方々と繋がっていきたいなと思っております」とコメント。司会に映画祭の楽しさについて聞かれると「映画を一つの共通言語として、色んな国々の方と繋がることができる。映画を通して会話ができるというのは、すごく素敵なことだなと思っております」と映画祭の魅力を語った。

今回のコンペティション部門の審査員長を務めるのは『花様年華』、『インファナル・アフェア』でお馴染みの俳優トニー・レオンが務める。また、これまでは21年、22年とアンバサダーとして映画祭の顔となっていた橋本愛は、今年はコンペティション部門の審査員としてこの映画祭に参加する。

続いて今年のオープニング作品である白石和彌監督作品の『十一人の賊軍』のキャストが登壇。『仁義なき戦い』などで知られる名脚本家の笠原和夫が残した幻のプロットを映画化した作で、江戸幕府から明治政府へと政権が移りかわる中で起こった戊辰戦争を背景に、11人の罪人たちが藩の命令により決死の任に就く姿を描いた時代劇アクションだ。

監督の白石和彌は「東京国際映画祭のオープニングに選んでいただいてありがとうございます。撮影は去年の8月から11月まで、まさに泥まみれになって撮影したんですけど、ここにいるキャストの姿を見て、すごく誇らしい気持ちでいっぱいです。映画を楽しみにしてください!」とコメント。

映画の見どころを聞かれた主演の山田孝之は「時代劇なんですけど、その中に生きてる人たちの行動だったり、考えは現代においても同じだと思う。見る視点によって、悪だと思うかもしれないけど、結局自分だったり、自分の周りの人たちを、今よりも良い状況にしようとして動いてる。そこを自分自身に落とし込んで重ねて、見てもらえたら響くと思います」と語った。

セレモニーは最後にチェアマンによる開会宣言をもって締めくくられた。

第37回東京国際映画祭は10月28日から11月6日まで開催。オープニング作品は『十一人の賊軍』、クロージング作品は『マルチェロ・ミオ』。他にも『グラディエーターⅡ』を始めとした公開前の話題作、世界の映画祭で賞を受賞した傑作たちが公開される。

<第37回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net

<TIFFCOM2024 開催概要>
■開催期間:2024年 10 月30日(水)~11月1日(金)
■公式サイト:www.tiffcom.jp