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映画『ミッシング』公開御礼舞台挨拶レポート|娘役・麗未(つぐみ)ちゃんのサプライズ登場に石原さとみ、青木崇高、秒で涙!

2022年の出産後、1年9ヶ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、 『空白』(21)、『愛しのアイリーン』(18)、 『ヒメアノ~ル』(16)の吉田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった映画『ミッシング』(配給:ワーナー・ブラザース映画)が全国公開中。

本日、5月30日(木)に公開御礼舞台挨拶が開催され石原さとみと青木崇高が登壇した。加えてこの2人へのサプライズとして、失踪した娘・美羽を演じた有田麗未(7歳)が登場。撮影を終え、ほぼ1年ぶりの再会となった有田から、石原と青木へ似顔絵のプレゼントを贈呈。石原と青木は思わず涙を浮かべ、温かな空気に包まれたイベントとなった。

周囲からはこんな反響が!
公開から29日(水)までに、既に動員約23万人を達成し絶賛の声が相次いでいる本作。「周りの方から感想などお聞きしていますか?」という司会者からの質問に石原は、「今までに無い感想量です。友達の友達とか家族の同僚とか、なんか知り合いから伝言を言い渡されたりとか、すごく反応が濃いですね!あと、同業の俳優さんだったり女優さんだったり、皆さんからとてつもない長文のメッセージを頂けてすっごい嬉しいです!」と反響の大きさに驚いている様子。青木にも多くのメッセージが来ているそうで、「とにかく凄い感動したということはあるんですけど、具体的なことがまだまとまってないみたいな。まだ気持ちがうまく説明できないんだけど、とにかく見られてよかったっていうメッセージが多くて、とても嬉しいですね」と笑顔で語った。

そして本作の公式サイトで展開している“感想投稿キャンペーン“に集まった「365日24時間、(子供に)つきっきりなんて無理だし、2秒目を離しただけでいなくなる。自分の命と引き換えに(失踪した子供が)見つかるものなら、すぐにでも死ねるよな親なんて。何かに当たりたいのに当たれない。狂ってしまえば楽なのに、それすらも出来ない石原さとみの抑制された演技は素晴らしかった」という感想について石原は、「自分の命よりも大切だって事がとても伝わる感想。ものすごく苦しくなりました」、青木も「この作品に向き合うっていうことは、本当に大変なことだったと思います」と石原をねぎらい、「実生活で母の喜びが凄い高まっている時に、このストーリーに向き合うっていうことが、どれだけ覚悟のいることかっていうことだったと思うんですよね。そこの覚悟に僕は本当に拍手を送りたいと思います」と最大級の賛辞を贈った。

既に5か国の映画祭での上映が決定!
本作は、ヨーロッパ・アジア・北⽶など 既に5カ国の映画祭の招待を受け上映が決定。田恵輔監督はドイツのフランクフルトで開催されている「ニッポン・コネクション・フェスティバル」に参加中。そんな中「海外のお客様の反応も気になりますね?」という質問に対し、青木は、「文化や歴史は違えど、やっぱり母と子というのは普遍的なものではありますからね」と反応すると石原も、「気持ちに言語の違いなんてなんてないですからね」と共感。続けて青木は「どういうところでエモーショナルになったのかとか、(海外映画祭での)反応は是非監督から聞きたいですね」と、海外ではどう受け止められるのか興味津々の様子を見せていた。

娘役を演じた有田麗未がサプライズ登場!
イベントも中盤に差し掛かったところでなんと、劇中で沙織里(石原)と豊(青木)の娘・美羽を演じた有田麗未がサプライズで登場!思わぬゲストの登場に石原と青木は、有田の姿を見るや否や思わず「秒で涙」を浮かべていた。有田は、「初めまして!美羽役の有田麗未です!」と元気いっぱいに挨拶し、撮影時以来となる久しぶりの再会に「お父さんとお母さんにずっと会いたいなと思っていたから嬉しいです!」と満面の笑み。続けて撮影中の思い出を「公園で遊んだことと、待ち時間にトランプとしりとりをやったことが楽しかったです!」と笑顔で振り返った。それに対して石原が「走り過ぎてバテてたね(笑)」とその時の青木の様子を暴露。3人揃って本気で遊んでいた微笑ましいエピソードを明かした。

さらに有田から石原と青木にプレゼントが!

劇中で印象的に出てくる有田が実際に描いたお父さん、お母さんの似顔絵にちなんで、改めて有田が石原と青木それぞれに似顔絵をプレゼントした。石原の絵には、似顔絵の他にリボンや花火などカラフルに描かれており、「お母さんに髪の毛を結んでもらったことを思い出して、あと海の前で瓶の中に石を入れてカシャカシャして遊んだことが楽しかったからそれも描いて、花火をしたこともすごく楽しかったので、でっかく描きました」と説明。石原も、「楽しかったね、あの時間!」と涙目で満面の笑みを浮かべていた。続いて、カメや魚、貝、カブトムシも描かれている青木の絵については、「お父さんは海(漁港)で働いているから海の絵をいっぱい描いて、カブトムシ公園で遊んだからカブトムシの絵を描きました!」と解説。青木は「そっくりじゃん!」と似顔絵を絶賛し、「たまらないですね」としみじみと絵を眺めていた。

また、劇中に登場する絵は実際に有田が全て描いていて司会者から「絵を描くことは好きですか?」と質問されると、「大好きです!」と笑顔を見せた。「演技することは好きですか?」という質問には、「セリフを覚えることが好きです!だから映画をあと3回くらい見て全員のセリフを覚えようと思います!」と大人顔負けの発言が!これに石原は「うちの子すごいです!天才です。私自分のセリフですら思い出せないですよ」と会場の笑いを誘っていた。そして青木が、劇中で美羽が見せるリップロールを有田に促し実際に披露すると、「上手くなってるわ!」と父親のような優しい眼差しを向けていた。

最後の挨拶では、有田は、「今日はみんな来てくれてありがとうございます。お母さんとお父さんみたいに素敵な俳優さんになれるように頑張ります!」と大きな声で宣言。青木は、「平日のお客さんの劇場の入りが、週末の日を超えているというニュースを見て、これは結構稀な現象だそうで、これはひとえに皆さんの口コミの力だと思います。『観る価値はある』という口コミが凄く嬉しいです」と鑑賞した観客への感謝を述べた。さらに、「作品の真ん中でしっかり母親として体現してくれた石原さんに本当に感謝を言いたいです」と石原への熱い感謝でメッセージを締めくくった。最後に石原は、「全キャストの本当にエネルギーが詰まった作品です。見る前より見た後の方が確実に何かが心の何かが生まれていると思います。そして、SNSの力って負の力だけでなく、前に前進していく力っていうのも本当に偉大だなと思います。これから皆さん、どうかその力を使ってぜひ温かい言葉を発信していただけたらすごく嬉しいです」と力強く語った。「映画を見た後に優しい気持ちになれる」という本作にふさわしく、笑顔が客席にも壇上にもあふれ、会場全体が温かな空気に包まれイベントは終了した。

『ミッシング』
全国の劇場にて絶賛公開中

【ストーリー】
とある街で起きた幼女の失踪事件。あらゆる手を尽くすも、見つからないまま3ヶ月が過ぎていた。娘・美羽の帰りを待ち続けるも少しずつ世間の関心が薄れていくことに焦る母・沙織里は、夫・豊との温度差から、夫婦喧嘩が絶えない。唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々だった。そんな中、娘の失踪時、沙織里が推しのアイドルのライブに足を運んでいたことが知られると、ネット上で“育児放棄の母”と誹謗中傷の標的となってしまう。世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒され続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまうほど、心を失くしていく。一方、砂田には局上層部の意向で視聴率獲得の為に、沙織里や、沙織里の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。その先にある、光に———

【キャスト】
石原さとみ、青木崇高、森優作、有田麗未、小野花梨、小松和重、細川岳、カトウシンスケ、山本直寛、柳憂怜、美保純、 中村倫也

【スタッフ】
監督・脚本:吉田恵輔
音楽:世武裕子
企画:河村光庸
プロデューサー:大瀧亮、長井龍、古賀奏一郎
撮影:志田貴之
製作幹事:WOWOW
企画:スターサンズ
制作プロダクション:SS工房
配給:ワーナー・ブラザース映画
©︎2024「missing」Film Partners

公式HP:missing-movie.jp
公式X:@kokoromissing
公式Instagram:@kokoromissing #ミッシング