『ミッシング』2 週目も絶好調!ヨーロッパ・アジア・北米など 5 ヵ国の映画祭で上映!!
2022年の出産後、1年9ヶ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、 『空白』(21)、『愛しのアイリーン』(18)、 『ヒメアノ~ル』(16)の吉田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった映画『ミッシング』(配給:ワーナー・ブラザース映画)が全国公開中。
公開初週に、上映館 257 館のうち、約半数とも言える劇場で、月曜日の動員数が、週末金土日のいずれかの動員数を上回るという、“異例”ともいえる盛り上がりを見せた本作。2 週目を迎えた累計興行収入は 2 億 7,000 万円超え/累計観客動員数は 19 万人超えと、引き続き多くの観客が劇場に足を運んでいる。
鑑賞後は SNS を中心に、「隅々まで、あまりにリアル。自分を誰かに投影せずにいられなかった」「人のつながりが本当は脆く弱いのではないかと胸をしめつけられたが、鑑賞後は不思議とほんの少しだけその気持ちが軽くなったような温かさが‥」などと熱い感想が途切
れることなくあがっている。中には 3 回以上劇場へ行ったというリピーターも!
さらに公開前には俳優の松山ケンイチ、編集者の見城徹らからも絶賛コメントが届いていたが、新たに成田悠輔から「この映画は白い光で始まり、虹色の光で終わる。そこに救いはない。あるのはガサガサの髪、ささくれた唇、いつも同じ T シャツで全身から余裕という余裕が蒸発したあと、一面に散らばる空っぽの絶望である。その絶望こそ、しかし、世界の色彩を見いだすために不可欠なプリズムなのである。」と熱いコメントが届いており、SNS では映画を鑑賞した著名人や有識者の感想の反響も多い。
そんな本作、日本での公開をまたいだ前後で、海外の映画祭からも続々と招待を受けている。5 月上旬に実施されたイタリアのウディネ・ファーイースト映画祭は「胸が締め付けられるような生々しい感情に満ちている」とコメント。またドイツの第 24 回日本映画祭ニッポン・コネクションでは Nippon Cinema Award にノミネートされており「絶えず心揺さぶられる傑作!」との声が届いた。あわせて今後、招待作品としての上映が決まっているトロント日本映画祭からは「子どもの失踪に対する母親の絶望は、メディアの焦点が薄れているからといって変わらない。彼女は一人ぼっちだが、絶望的ではない。石原さとみは感情を伝えるのにキャリア最高のパフォーマンスを発揮した。映画のラストは、非常に人間的で共感的だ。」と、そして記念上映が決まっている台北映画祭は「俳優たちは力強い演技を披露している。」と、石原を始めとしたキャスト陣を賞賛。また同じく記念上映の上海国際映画祭は「偏向報道にスポットライトを当て、傍観しているだけの同情心のない現代社会暗部を鋭く批判!」とメディアの視点から絶賛し、海外にも衝撃と感動が広がりそうだ。
『ミッシング』
5月17日(金)全国公開
【ストーリー】
とある街で起きた幼女の失踪事件。あらゆる手を尽くすも、見つからないまま3ヶ月が過ぎていた。娘・美羽の帰りを待ち続けるも少しずつ世間の関心が薄れていくことに焦る母・沙織里は、夫・豊との温度差から、夫婦喧嘩が絶えない。唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々だった。そんな中、娘の失踪時、沙織里が推しのアイドルのライブに足を運んでいたことが知られると、ネット上で“育児放棄の母”と誹謗中傷の標的となってしまう。世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒され続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまうほど、心を失くしていく。一方、砂田には局上層部の意向で視聴率獲得の為に、沙織里や、沙織里の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。その先にある、光に———
【キャスト】
石原さとみ、青木崇高、森優作、有田麗未、小野花梨、小松和重、細川岳、カトウシンスケ、山本直寛、柳憂怜、美保純、 中村倫也
【スタッフ】
監督・脚本:吉田恵輔
音楽:世武裕子
企画:河村光庸
プロデューサー:大瀧亮、長井龍、古賀奏一郎
撮影:志田貴之
製作幹事:WOWOW
企画:スターサンズ
制作プロダクション:SS工房
配給:ワーナー・ブラザース映画
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