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マイケル・マン監督最新作『フェラーリ』場面写真&キャラクタービジュアル解禁

マイケル・マン監督最新作『Ferrari(原題)』が、邦題『フェラーリ』として、7月5日(金)より全国公開する。今回、謎に包まれた帝王 エンツォ・フェラーリの姿を捉えた場面写真そして完全再現に挑んだアダム・ドライバーのコメントが解禁された。

解禁となった場面写真は、エンツォがレース場に佇む姿、何かに鋭い眼差し送る姿、流線形のマシーンの隣を一人歩く姿が映し出され、彼の圧倒的なカリスマ性、そして偉大な業績に隠れた孤独の両方を漂わせている。また、フェラーリ社の共同経営者でもある妻ラウラの鬼気迫る表情、愛するパートナー・リナとの幸せな日々、公道を疾走するマシーンを捉えた場面写真も解禁。激しく過酷なレースシーンと2人の女性との複雑で重厚なドラマに期待が高まる。

エンツォについて、本作で製作総指揮も務めたアダムは「エンツォ・フェラーリという人物については、様々な見方がある。悪者だとか、魅惑的な男だとか、カリスマ的存在、意地悪な人、あるいは堂々としていて人を巧みに操る人、とかね。彼はしきたりにこだわる人で、たいへんな頑固者だった。情に流されやすく、常に心のエンジンが動いている人物。でも感情面で人と繋がることが苦手な人物でもあったんだ」とコメント。59歳のエンツォを演じるため毎日2時間以上をヘアメイクに費やし、エンツォの決断、歴史、振舞い、呼吸の仕方、歩き方、話し方に至るまで徹底的に研究したというアダム。今最も信頼篤い演技派俳優とも名高い彼の新境地をぜひ劇場で体感してほしい。

さらに、物語の中心を担う登場人物たちのキャラクタービジュアルも解禁!F1の“帝王”と呼ばれた男エンツォ・フェラーリ(アダム・ドライバー)、冷え切った夫婦生活に不満を感じつつもフェラーリ社を支える猛妻ラウラ・フェラーリ(ペネロペ・クルス)、エンツォと密かな愛を育むリナ・ラルディ(シャイリーン・ウッドリー)、若く野心に満ちた新進気鋭のレーサーであるアルフォンソ・デ・ポルターゴ(ガブリエル・レオーネ)、引退を目前にしたベテランレーサーのピエロ・タルッフィ(パトリック・デンプシー)とそれぞれの情熱と狂気を胸に秘めたような表情が捉えられている。彼らの視線の先には何があるのか。見逃せないキャラクタービジュアルとなっている。

<STORY>
1957年。イタリアの自動車メーカー「フェラーリ」の創始者エンツォ・フェラーリは激動の渦中にいた。妻ラウラとともに設立した会社は経営の危機に瀕し、1年前の息子ディーノの死により家庭は破綻。その一方で、愛するパートナー、リナ・ラルディとの間に生まれた息子ピエロを認知することは叶わない。再起を誓ったエンツォは、イタリア全土1000マイルを走る過酷なロードレース“ミッレミリア”にすべてを賭けて挑む——。

出演:アダム・ドライバー、ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、パトリック・デンプシー

監督:マイケル・マン(『ヒート』)
脚本:トロイ・ケネディ・マーティン
原作:ブロック・イェイツ著「エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像」
2023年|アメリカ|英語・イタリア語|カラー・モノクロ|スコープサイズ|132分|原題:FERRARI|字幕翻訳:松崎広幸|PG12
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
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公式サイト:https://www.ferrari-movie.jp
公式Twitter:@FerrariMovieJP