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最新型EUROノワール・アクション『ティアーズ・オブ・ブラッド』初夏公開決定

米アカデミー賞ノミネート、カンヌ国際映画祭で審査員賞受賞した傑作『ENTRE LA VIE ET LA MORT(英題:ON THE EDGE)』が邦題『ティアーズ・オブ・ブラッド』に決定し、公開日が5月17日(金)に決定した。併せて本予告が解禁された。

監督は、第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、アカデミー賞国際長編映画賞にもノミネートされた『レ・ミゼラブル』の脚本を手掛けた俊英ジョルダーノ・ジェデルリーニ。複雑に絡み合う物語と圧巻の描写力で、新たなノワール・アクションの傑作を作り上げた。

物語は深夜の地下鉄、銃で撃たれた若い男の飛び込み事件に始まる。すんでところで急停車した車両を運転していたのは驚くべきことに若者の父親レオだった。警察がレオの過去を調べてもその詳細は不明。死亡した息子はどうやら凶悪な強盗事件に関わっていた疑いがある。果たして何が起こっているのか?レオは一体何者なのか?

警察でさえ過去の情報をつかめない謎の男=主人公レオを演じるのは、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で10度以上のノミネート2度の受賞を誇るヨーロッパ映画界の至宝アントニオ・デ・ラ・トレ。重厚かつ飄々とした存在感で、息子を失った父親の癒えることのない悲しみと怒りを体現する。さらにはフランスから、『17歳』で鬼才フランソワ・オゾンに見いだされて以降新世代のミューズとして活躍を続けるマリーヌ・ヴァクト、『息子のまなざし』でカンヌ国際映画祭主演男優賞獲得経験もある重鎮オリヴィエ・グルメら、ヨーロッパを代表する豪華俳優陣が集結。悲しくも凄絶な復讐劇を彩っている。

今回、解禁となった本予告では警察とギャング、そして一見普通の中年男性である「過去のない男」レオ、その三つ巴のスリリングな戦い、そしてハードなアクションを垣間見せるものとなっている。果たしてレオは何者なのか?彼が流す「血の涙」の意味は?そして凶悪な強盗事件とその真相とは!?

【ストーリー】
過去のない男――正義も復讐も彼を救えない。
その夜、一人の若者が地下鉄のホームから線路に転落する。運転士のレオは、なんとか電車を急停車させ最悪の事態を回避したかに見えた。しかし、若者は銃で撃たれ重症を負っており間もなく息を引き取る。驚くべきことに、彼は疎遠になっていたレオの息子・ユーゴだった。警察は、ユーゴが凶悪な強盗事件に関与していたとして捜査を始めるが、父親であるレオの経歴は謎に包まれていた。一方、息子を失ったレオはたった一人で警察の目を欺きながら危険な真相へと近づいていく。果たしてレオは何者なのか?警察、強盗団、そして過去のない男レオ、それぞれの思惑と復讐心が導く暴力の連鎖の果て、やがて悲しい真実が明らかになる……。

出演:アントニオ・デ・ラ・トレ、マリーヌ・ヴァクト、オリヴィエ・グルメ

監督・脚本:ジョルダーノ・ジェデルリーニ『バティモン5 望まれざる者』『レ・ミゼラブル』(脚本)
撮影:クリストフ・ニュイエンス 編集:ニコラス・ドメゾン『メモリーズ・コーナー』
音楽:ロラン・ガルニエ 美術:イヴ・マルタン『CLOSE/クロース』
2022年/100分/ベルギー・フランス・スペイン/フランス語・スペイン語/5.1ch/シネスコ/字幕翻訳:横井和子/
原題:ENTRE LA VIE ET LA MORT(英題:ON THE EDGE)/配給:クロックワークス
© Frakas Productions – Noodles Production – Fasten Films – Entre la vida y la murte, Aie – Eyeworks films & TV drama – Le Pacte – RTBF – FWB

5月17日新宿バルト9 ほか 全国ロードショー

公式サイト: https://klockworx-v.com/tears/
公式X・Instagram・Facebook: @KlockworxInfo