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「クワイエット・プレイス」の脚本家コンビが新たに監督として生み出す『65/シックスティ・ファイブ』で重要視した点とは?

「クワイエット・プレイス」の脚本家コンビが新たに監督として生み出す
『65/シックスティ・ファイブ』で重要視した点とは?

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アダム・ドライバー主演、『クワイエット・プレイス』の脚本家による脚本・監督、サム・ライミ製作で贈るSFサバイバル・スリラーが、邦題を『65/シックスティ・ファイブ』として、5月26日(金)に全国の映画館で公開される。

監督・脚本を務めるのは、“音を立てたら即死”の世界的大ヒットのサバイバル・ホラー『クワイエット・プレイス』の脚本・原案を手掛けたスコット・ベック&ブライアン・ウッズ。製作は、“この家から脱出したければ、息をするな”の世界的大ヒットのショッキング・スリラー『ドント・ブリーズ』では製作を務め、ホラー映画の金字塔『死霊のはらわた』や『スパイダーマン』シリーズ、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の監督も務めるサム・ライミ。主演は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をはじめ様々なジャンルの出演作が続く実力派俳優アダム・ドライバー。

大きな反響を呼んだ『クワイエット・プレイス』のように、ピュア・シネマ(純粋な映画)を追求して作り上げられた『65/シックスティ・ファイブ』!

ブライアン・ウッズ監督は「『クワイエット・プレイス』にしても『65/シックスティ・ファイブ』にしても、私たちが挑戦していて楽しいと思うことは、説明を必要最低限まで取り除き、そぎ落とすこと。そして、キャラクター同士の感情やアクションや恐ろしいモンスターといった要素にフォーカスして、純粋な映画を追求することなんです。」と語る。

「金曜日の夜に満席の映画館で映画を観る。それだけでもうご機嫌になるんです」と語る2人はアイオワ州の出身で、小学校6年生のときからの親友。『65/シックスティ・ファイブ』の製作陣からも「スコット(・ベック監督)が左脳でブライアン(・ウッズ監督)が右脳。彼らは顔を見合わすだけで、言葉を交わさずに相手が何を考えているか、正確にわかるんです。互いにバランスを取り合う、見事な協力関係です。」と、コンビとしての存在も一目置かれている。

スコット・ベック監督とブライアン・ウッズ監督の2人は、『クワイエット・プレイス』の原案・脚本を手掛け大きな反響を呼び、全世界興行収入約3億4000万ドルという大ヒットを収めた。さらには、サターン賞の最優秀脚本賞を獲得し、ライターズ・ギルドとクリティックス・チョイス・アワードの最優秀オリジナル脚本賞にノミネートされ、Variety誌が毎年発表する「注目の脚本家10人」に選ばれた。

今回、脚本だけでなく監督として『65/シックスティ・ファイブ』を手掛けたが、「私たちが敬愛する監督たち、たとえばスタンリー・キューブリックは、『2001年宇宙の旅』のように、はっきりとしたプロットや台詞のない、美しく感動的な映画を作ることができました。私たちも映像によるストーリーテリング、映像、優れた演技という、最もシンプルな形に映画を戻そうとしているんです。」と、『65/シックスティ・ファイブ』の、新たな挑戦への奮闘を明かした。

スコット・ベック監督も、「脚本や監督を務めるとき、私たちが常に重視しているのは、ピュア・シネマ(純粋な映画)という概念です。なぜなら、サウンドデザイン、映像、プロダクションデザイン、音楽といった多様な芸術様式が融合した映画という考えがその言葉に要約されているから。今回の『65/シックスティ・ファイブ』でも『クワイエット・プレイス』や他の作品でもね。サウンドデザインでは目に見えないものが大切です。気配の持つパワーの方が、百万ドルかけた視覚効果よりもはるかにいいと私たちは思っているんです。サウンドデザインの観点からすれば、観客がそれぞれの心の中で作りあげるイメージが、他の何よりも恐ろしいものになることが多いんです。」と、サイレント映画と言われる『クワイエット・プレイス』と同様、『65/シックスティ・ファイブ』でも、サウンドデザインはとても重要視したことを語っている。

【ストーリー】
辿り着いたのは、6500万年前の地球

地球(ここ)にいたら、命はない。

宇宙船の墜落事故。
生き残ったのは二人だけ。
生存率ゼロの隕石衝突まで、あとわずか――。
ミルズ(アダム・ドライバー)は、宇宙船に乗り込み、宇宙を探査する長いミッションに出ていた。航行中、突如、小惑星帯と衝突して宇宙船は墜落。乗組員の生存はゼロ。船体はバラバラとなり航行不能。どこかに切り離されたであろう脱出船を探すため、未知の惑星を捜索するミルズは、一人の少女・コアが生存しているのを発見する。

二人が不時着したのは、6500万年前の地球――。
そして…恐竜を絶滅させたという巨大隕石が、あとわずかで地球に衝突しようとしていた――。

【キャスト】
アダム・ドライバー(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』)、アリアナ・グリーンブラット(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』)

【スタッフ】
監督・脚本:スコット・ベック&ブライアン・ウッズ (ともに『クワイエット・プレイス』脚本・原案)
製作:サム・ライミ(『ドント・ブリーズ』製作/『死霊のはらわた』、『スパイダーマン』シリーズ、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』監督)

公式サイト:https://www.65-movie.jp
公式Twitter:https://twitter.com/65movieJP

5 月 26 日(金)全国の映画館で公開!