【第35回東京国際映画祭】「ウルトラセブン」55周年記念上映で森次晃嗣が名セリフを披露！「「西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだ。」

2022.10.30

第35回東京国際映画祭
「ウルトラセブン」55周年記念上映
森次晃嗣が名セリフを披露！

第35回東京国際映画祭、ジャパニーズ・アニメーション部門『ウルトラセブン』55周年記念上映「ヒーロー」のトークショーが29日に行われ、主演の森次晃嗣がトークショーに出席した。

『ウルトラセブン』55周年記念として、東京国際映画祭では「対話」「特撮」「ヒーロー」の3つのテーマに分け、厳選したエピソードを上映。この日は第39話＆第40話「セブン暗殺計画（前後編）」、第48話＆第49話「史上最大の侵略（前後編）」の4エピソードが上映された。

森次はイベント冒頭、レッドカーペットを歩いたことについて聞かれると、「いやぁ、感激しました。東京国際映画祭にセブンが出るなんて・・・、嬉しかったです」と声を震わせながら語る。

「ウルトラセブン」が長年愛される理由を聞かれると「脚本の面白さだと思う。30分で完結する未来のお話しを、あの時代に書いた脚本家の皆さんは本当に素晴らしいと思います。けして古い作品にはなってないんだよね」とコメントした。

主人公モロボシ・ダンとの関係について森次は「分身だろうね。体の中心部に入っている。55年間、ダンを背負って生きてきて、責任感もできた。昔は何をやってもダンと言われたり、道端でも『ダンだ！』と言われて、辛いときもありました。でも、そんなことを超越して良い作品として今も残っているは、全スタッフには感謝しかないです」としみじみ語った。

最後に森次は、「西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだ。今日は皆さんありがとう、さようなら。デュワ！！！」と最終回の名台詞と共に感謝の意を述べると、おもむろにポケットからウルトラアイを取り出し、「デュワ！」と変身ポーズを決めた。会場からは拍手が巻き起こり、大興奮の中イベントは終了した。