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テリー・ギリアム幻の単独初監督作『ジャバーウォッキー 4Kレストア版』日本版ポスタービジュアル解禁!

イギリス最強のコメディ集団〈モンティ・パイソン〉に唯一のアメリカ人アニメーターとして参加、映画『未来世紀ブラジル』(85)や『バロン』(88)、『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(18)などで知られる鬼才テリー・ギリアムが、1977年に手掛けた単独初長編監督デビュー作『ジャバーウォッキー』を4K化。『ジャバーウォッキー 4Kレストア版』として、7月1日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開する。

今回、日本版ポスターが解禁された。ロゴや色味など全体的にレトロな雰囲気で統一され、最下部にはイラストで描かれた緑色の生き物が大きな口を開けた状態で鎮座。牙がたくさん生えたその口の中に登場人物らの顔や劇中のモチーフがコラージュされた、賑やかなデザインに仕上がっている。中央で驚いた表情を浮かべているのが本作の主人公デニス、その上では王がほほえみ、頬杖をついた姫がこちらを見つめており、テリー・ギリアム本人の姿も。また、「めでたし、めでたし、じゃない方の物語。」といったコピーからも見て分かるように、中世を舞台にしたファンタジックな物語であるのは確かだが、テリー・ギリアムならではの奇想天外で刺激とブラックユーモア満載な展開に期待してほしい。

ポスターデザインを担当した塚本陽(つかもと・きよし)氏は「モンティ・パイソンの香りが色濃く残る氏初単独監督作品の持つブラックユーモアを大切にして、ただでは済まなそうな雰囲気を感じられるよう、目一杯楽しみつつ丁寧に作成しました。ポイントとしては、原題タイトルを翻案して邦題ロゴにしたこと、水彩と銅版画のアプローチでお伽噺感を出したかったことでしょうか。「テリー・ギリアム」を愛する諸先輩方や初めて目にされる映画ファンの方に面白そうだと思って劇場に足を運んでいただければこれに勝る喜びはありません」とコメント。本作の特徴を見事に表現している。同時に公開した場面写真3点はジャバーウォッキーに立ち向かう騎士、何か作戦を企てているかのような主人公、王と姫が何かを見て大喜びする表情を捉えている。実際はどんな場面なのか本編でご覧いただきたい。

■オリジナル予告

【ストーリー】
村娘に片思い中の純朴な青年デニスはある日、樽職人だった父の死をきっかけに仕事を求めて街へ出ることになる。その一方で、とある王国では凶暴な怪獣の出現に困っていたブルーノ王が、怪獣退治が出来る屈強な騎士を探すため、トーナメント戦の大会を開催。デニスは仕事を求めて偶然ブルーノ王国に足を踏み入れるが、いつの間にかトーナメント戦に巻き込まれ……。

【キャスト】
マイケル・ペイリン、ハリー・H・コルベット、ジョン・ル・メスリエール、ウォーレン・ミッチェル、マックス・ウォール、ロドニー・ビューズ、ジョン・バード、バーナード・ブレスロウ、テリー・ギリアム、ニール・イネス、テリー・ジョーンズ

【スタッフ】
監督:テリー・ギリアム
製作総指揮:ジョン・ゴールドストーン
脚本:チャールズ・アルヴァーソン、テリー・ギリアム
配給:アンプラグド 提供:是空
© 1977 National Film Trustee Company Limited. All Rights Reserved.
※上映には4K DCPを使用しますが再生環境により2K等にコンバートされた上映となります。

7月1日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開

公式サイト:https://unpfilm.com/Jab4K/

 

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