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【海外ニュース】『アベンジャーズ』シリーズのルッソ兄弟によるアクション超大作『グレイマン』の初ビジュアルが解禁!

文:屋我平一朗(日々メタルで精神統一を図る映画ブロガー)

7月22日(金)よりNetflixにて配信予定のアクション映画『グレイマン』の初ビジュアルが解禁された。監督は『アベンジャーズ/エンドゲーム』などのマーベル作品を多く撮ってきたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。脚本には、ルッソ兄弟と長らくマーベル作品でタッグを組んできたクリストファー・マルクス&スティーブン・マクフィーリーのコンビがクレジットされている。製作費は2億ドルで、これは昨年配信の『レッド・ノーティス』と並んでNetflix史上最高額となる。

主演はライアン・ゴズリングとクリス・エバンス。原作は、トム・クランシーの代表作『ジャック・ライアン』シリーズの共著者でもあるニール・グリーニーのベストセラー『暗殺者グレイマン』で、誰にも正体を知られていないCIAで最も優秀な工作員の“グレイマン”ことコート・ジェントリーをライアンが演じる。組織の極秘情報を知ってしまったジェントリーに対し賞金をかけ命を狙うのが、クリス演じるジェントリーの元同僚ロイド・ハンセンだ。

『暗殺者グレイマン』を映画化するという企画は今回が初めてではない。2011年にはジェームズ・グレイ監督、ブラッド・ピット主演という『アド・アストラ』コンビでの映画化が予定されていたが、上手くいかず。2016年には『ミッション:インポッシブル』シリーズのクリストファー・マッカリー監督、シャーリーズ・セロン主演での企画が立ち上がるも、やはり上手くいかなかった。しかし、後者の時点でルッソ兄弟が脚本として関わっており、それが今回の映画化に繋がったのだ。

ルッソ兄弟と組み、キャプテン・アメリカという高潔なヒーローを演じ続けてきたクリスは、本作では“ヴィラン”役である。しかもサイコパス的なキャラクターであるとのことだ。これまでのヒーロー役の反動なのか、クリスは『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後のミステリー作品『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』でも自身のイメージを覆すような演技を見せている。本作ではどのような悪を体現するのか、期待が高まる。

ジェントリーをサポートする工作員のダニを演じるのは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で人気を博したアナ・デ・アルマス。アナはすでに『ブレードランナー 2049』でライアンと、『ナイブズ・アウト』でクリスとストーリー上重要な役柄で共演しており、本作でもそのような関係性が拝めるのか気になるところだ。他にも、『マトリックス レザレクションズ』のジェシカ・ヘンウィックや『スリング・ブレイド』のビリー・ボブ・ソーントンなど、製作費に引けを取らない豪華な面々がキャスティングされている。本作の影響で、今年の夏の大作鑑賞は自宅で、という方も増えるかもしれない。

参照元:https://www.aol.com/see-ryan-gosling-chris-evans-205613132.html

 

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