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【NEWS!!】『 #ボストンストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』 #ジェイクギレンホールが映画化を熱望!“ハリウッド ザ・ブラックリスト” 選出の脚本は、撮影現場にも行けないほどPTSDに悩む本人の協力により完成した超リアルな脚本だった!

耐えられない傷とプレッシャーを背負いながら、恋人や家族などの愛する人々に支えられ、困難を乗り越え、再び立ち上がる“フツウの男”の感動の実話。ジェイク・ギレンホールが惚れ込み、主演に加えプロデュースにも加わった本作の脚本は、“ハリウッド ザ・ブラックリスト”でNo.2に選ばれた注目作。 “ハリウッド ザ・ブラックリスト”とは、映画関係者が選ぶ映像化されていない優秀な脚本のランキングのことで、業界内での信頼が厚く、そのリストの中から映画化された作品の中には『スラムドッグ$ミリオネア』(10)や『英国王のスピーチ』(10)、『アルゴ』(12)、『スポットライト 世紀のスクープ』(17)などアカデミー賞作品賞を受賞した作品がずらりと並ぶ。近年でも『セッション』(15)、『イミテーションゲーム エニグマと天才数学者の秘密』(15)、『レヴェナント 蘇えりし者』(16)、『メッセージ』(17)、などアカデミー賞を賑わし映画ファンからの評判が高い傑作や話題作が数多く生まれている。

 

STONGER

 

そんな “ハリウッド ザ・ブラックリスト”で2015年にNo.2に選ばれたのが、2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件の被害者ジェフ・ボーマンを描いた『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』だ。脚本を書いたテレビドラマで俳優としても活躍しているジョン・ポローノは、ジェフと同じニューイングランド出身だ。ボストン魂の気骨と皮肉がわかる彼は、脚本に原作以上ににじみ出る家族の力、男らしさ、忠誠心といった特徴づけをおこない、数か月の時間をかけて、テロ映画としてではなく、自分の人生を取り戻すために戦ったひとりの男のドラマとして皮肉とユーモアを込めた脚本を書き上げた。

しかし、この脚本はジェフ本人の協力なくして完成しなかった。脚本執筆中のジェフは回復途中で、「ジェフはその頃、立ち直る真っ最中だったからね。今では大きな回復を見せているが、それでもPTSDに苦しんでいる。当時は深い苦しみの中で脚本づくりに協力してくれていたんだ」とポローノは語っている。実際、ジェフは撮影のときも一度も現場を訪れていない。それほど苦しい状況にありながら献身的な協力により、うわべだけではない、ジェフの悲劇、トラウマ、困難がリアルに描かれた脚本が完成した。脚本に対してジェイク・ギレンホールは「爆弾テロについての物語ではないという事実に強く胸を打たれた。これは悲劇から希望へと進むひとりの人間の物語だ」と語り、映画化を熱望した。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督は「あっという間にキャラクターや状況に圧倒された」と振り返る。