世界のポスターから読み解く映画の世界“第一弾”! !これぞ”全部のせ“絶賛公開中「#ボストンストロング」を観ないわけにはいかないワケ
『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』絶賛公開中!!
(公式HP:http://bostonstrong.jp)
2013年4月15日に起きたボストンマラソン爆弾テロで両足を失った一人の男。耐えられない傷とプレッシャーを背負いながら、恋人や家族などの愛する人々に支えられ、困難を乗り越え、再び立ち上がる“フツウの男”の感動の実話。
今回は、そんないままさに全国の劇場で感動を呼び込み、絶賛公開中の「ボストンストロング」の世界各国のポスターを比較。
日本版ポスターに隠されたメッセージと、この作品を観ないわけにはいかないワケを徹底解剖!
まずは本場、アメリカ版ポスター
日本では『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』というタイトルのこの作品。実は原題は「stronger」=「強き者」となっていて、「STRENGTH DEFINES US」=「強さとは私たちのこと」といったコピーが記されている。ボストン悲劇のヒーローとなった実在の男、ジェフ・ボーマンを演じた、主演のジェイク・ギレンホールを映し出したシンプルなポスターは、実話を描く本作の重厚なドラマと、悲劇から立ち上がろうとする義足の男性の力強い姿を描いている。
続いて、台湾版ポスター
重厚なドラマを思わせる力強さが描かれたアメリカ版ポスターからは一転。台湾版では、車椅子に乗ったジェフと、彼を支えるエリン(タチアナ・マスラにー)が顔を寄せ合う美しい2ショットが描かれ、愛に溢れたラブストーリーや、心温まるヒューマンドラマの展開、そして”希望”を感じることができる。キャッチコピーには、「你是我的勇氣」=「あなたは私の勇気」と記されており、泣ける感動のラブストーリーを期待させる。
さらに、UAE版ポスター
アメリカ版と台湾版ポスターのビジュアル両方を入れ込んでいるだけでなく、物語の発端でありテーマである「ボストンマラソン爆弾テロ事件」における、大爆発を想起させる背景までビジュアル化されている。
実話を描いた重厚なドラマ、支え合う二人の男女のラブストーリー、そして壮大なスケール感を思わせる爆発とアクション性と、もはや”全部のせ”のポスターとなっている。
そして満を持して、日本版ポスター
チャーシューに煮卵、ほうれん草に白髪ねぎと、ラーメンでいう”全部のせ”状態となっている、先ほどのUAE版ポスターに度肝を抜かれたかと思いきや、実は日本版ポスターこそ更にその上をいく!
一見すると本場アメリカ版ポスターをちょっとオシャレになぞっただけかのように思いきや、ポスター下部には存分に劇中写真を散りばめられ、そこからラブにドラマに悲哀に希望に、写真によって映画が描く世界観をメッセージ的に表している。そしてなによりピンクで記されたタイトルは、たったひとりだけでなく恋人・家族・友人、多くの支えがあって立ち上がろうとする優しさの色合いを思わせる。
「きっと、誰かの勇気になれる」そう綴られたコピーと、いままさに立ち上がろうとする彼の姿に感動は約束された。
心揺さぶる感動の”全部のせ”の本作。もれなく劇場で、この感動の実話からきっと”勇気”をもらえるだろう。
『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』
公式HP:http://bostonstrong.jp
絶賛公開中!!