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【NEWS‼️】来日中はとんかつ屋!ギターの神様エリック・クラプトンってどんな人?来日公演関係者が語るクラプトンの素顔

 

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11月23日より劇場公開される映画『エリック・クラプトン〜12 小節の人生〜』のイベントが開催され、エリック・クラプトンの来日公演に長く携わってきたウドー音楽事務所の高橋辰雄(代表取締役)、石谷正和(相談役)、そしてブロードキャスターのピーター・バラカンが登壇した。

冒頭3ショット

本作は、グラミー賞を18回受賞し、長年音楽会を牽引し続ける世界的スーパースターエリック・クラプトンの生涯を追ったドキュメンタリー映画だ。そんなクラプトンの本当の姿を知る日本でも数少ない関係者が彼の人生について話し、クラプトンファンで賑わった会場を盛り上げた。

石谷は74年の初来日から現在までの公演に全て携わっているというなんともファンとしては羨ましい経歴をもち、クラプトンの公演の初仕事は何でも屋をつとめ、夜な夜な宣伝用の看板を電信柱に設置し、おまわりさんに怒られた語り会場は笑いに包まれた。
はじめてクラプトンを見たときの印象については「酔っ払いでした」と答え、リハーサル中スタッフの頭にケチャップをかけたという驚きのエピソードも披露した。

サブ3

ツアーマネージャーを何度もつとめていた高橋は、70年代のジャンキーだった頃のクラプトンがドラッグや酒、タバコを克服して今の家庭を築くまでの43年間を見ているが、すごい変わり様だったと過去を懐かしみ、彼が変わった瞬間については、今の奥さん(メリア)との出会いと「ティアーズ・イン・ヘヴン」の時期(息子の死)であったと話し、親から拒絶されたようなところから、今の幸せな人生を送るまで変わっていった姿や人間性、謙虚さなどを男として尊敬できる人物である語った。

ウドーの人

クラプトンの謙虚さについて、ピーター・バラカンもコンサートを見に行ったとき、彼がお客さんに向けて語りかけることがほとんどないことに触れ、「もう少し、一言二言あってもいいのではないかな」と笑いを誘った。

そして、来日中の裏話では、たまたま訪れた裏原で食べたとんかつが好きになり、次の来日中には1週間に3回もとんかつを食べに行ったというエピソードも飛び出した。

メイン

それぞれ、思い出に残るコンサートについて石谷は74年の初来日公演と答え、実際にそのコンサートを見ていたピーター・バラカンは彼の素行の悪さに驚いたと話した。高橋は75年の自身が関わった初めてのクラプトンの公演をあげ、リハーサルなしで開演時間の30分前に到着し、カプチーノを飲んで、タバコをくわえたままステージに立ち、そのタバコをギターにはさみ「レイラ」が始まったことが未だに脳裏に焼きついていると語った。

サブ1

最後に映画について、高橋は「男、エリック・クラプトンの格好よさを再考した映画になっており、彼の知らない部分を楽しんでもらいたい」と語り、石谷は「エリック・クラプトンの人生を描いたような映画であり、彼はその姿を見て欲しいと思っていると思う」と締めくくった。

今まであまり知らなかったことエリック・クラプトンのことを多く知ることができる映画になっている。『ボヘミンアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーの人生に触れた後は、是非『エリック・クラプトン〜12小節の人生』でクラプトンの人生に触れてみてほしい。

クラプトン

監督:リリ・フィニー・ザナック(『ドライビング Miss デイジー』製作)
製作:ジョン・バトセック(『シュガーマン 奇跡に愛された男』、『We Are X』)
編集:クリス・キング(『AMY エイミー』)
音楽:グスターボ・サンタオラヤ(『ブロークバック・マウンテン』)

出演ミュージシャン:
エリック・クラプトン、B.B.キング、ジョージ・ハリスン、パティ・ボイド、
ジミ・ヘンドリックス、ロジャー・ウォーターズ、ボブ・ディラン、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ビートルズ ほか

【公式HP】http://ericclaptonmovie.jp/
【配給】ポニーキャニオン、STAR CHANNEL MOVIES

【公開日】2018年11月23日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
(C)BUSHBRANCH FILMS LTD 2017