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【コラム】大ヒット記録中!実写版『アラジン』名曲ミュージカルナンバーを徹底解説!(前編)

実写版『アラジン』
名曲ミュージカルナンバーを徹底解説!(前編)

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現在、日本でも55億円を突破する(6/25現在)大ヒットを記録中の実写版『アラジン』。そんな『アラジン』最大の魅力は何と言っても名曲ぞろいのミュージカルナンバーの数々だ。

今回の実写版でも、アニメ版にはなかったヒロイン・ジャスミンの新曲も登場するなど、ミュージカルシーンは大きな見どころになっている。

そこで本稿では、1992年のアニメ版との違いや、実写版ならではの魅力に溢れたミュージカルナンバーを徹底解説。これを意識して映画館に行けば、『アラジン』がより面白くなること間違いなし!ちなみに解説するのは、基本的に字幕版です!

・物語の始まりを告げる「アラビアン・ナイト」(Arabian Nights)

観客を『アラジン』の世界へと導いていくオープニング曲が「アラビアン・ナイト」だ。
アニメ版では、ブロードウェイでも活躍したミュージカル俳優ブルース・アドラーが歌い、この歌の後に故ロビン・ウィリアムズ演じる、いかにもうさんくさい商人のシーンへとつながっていく。アニメ版では特定のキャラクターが歌った曲ではなかったが、実写版ではウィル・スミスが担当し、曲の尺も長くなり、歌詞も追加されている。ウィルがどんなキャラクターとして歌っているのかは、映画を観てのお楽しみ。

・主人公アラジンの紹介曲「ひと足お先に」(One Jump Ahead)
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主人公アラジンの登場曲にして、紹介曲でもあるのが「ひと足お先に」。この曲の特徴は、なんと言ってもスピード感あふれる曲調に合わせた、アラジンによるコミカルなアクション。アニメ版では、到底人間には不可能なアクションを連発しているのだが、実写版では、アラジン役の新鋭メナ・マスードによるパルクール・アクションが展開。舞台となるアグラバーの街を、アラジンと相棒の猿アブーが縦横無尽に駆け回る。さらにアニメ版からの変更点として、アラジンとヒロインの王女ジャスミンとの出会いもこの曲の中で展開されることにも注目。

・話題の新曲、ジャスミンのソロ曲「スピーチレス」(Speechless)

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アニメ版ではソロ曲がなかったジャスミンだが、実写版ではついにソロ曲「スピーチレス」が登場。大ヒット作『グレイテスト・ショーマン』のベンジ・パセックとジャスティン・ポールが作詞、作曲はディズニー音楽の巨匠アラン・メンケンと、新旧のミュージカルヒットメイカーによる夢のタッグが実現した。今回の実写版における最大の変更点は、王女ジャスミンが国のリーダーとしての大志を抱く女性として描かれるということ。本曲は、そんなジャスミンの心の叫びを歌った重要な楽曲となる。曲の完成度やメッセージ性など、『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を彷彿とさせる楽曲で、耳と心の両方に残る名曲となった。劇中では2回に分けて歌われるのだが、Youtubeではジャスミン役の注目女優ナオミ・スコットによるフルバージョンを観ることができる。サウンドトラックにも、ちゃんとフルバージョンが収録されているのでご安心を。

(後編へ続く)

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Naomi Scott – Speechless (Full) (From “Aladdin”/Official Video)