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<第1回>編集部スタッフが“スター・ウォーズへの想い”を語る!

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開記念!なぜ我々はワクワクしなくなったのか!?編集部スタッフが“スター・ウォーズへの想い”を語る!

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いよいよ今週末に公開されるシリーズ最新作『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』。1977年に公開された第1作目(エピソードⅣ)のより紡がれてきたスカイウォーカー家の歴史がついに幕を閉じる。新情報が明かされるたびにネットではリアクション動画が大量にアップされるなど、全世界規模でファンの熱気は上がり続けている。

しかしながら、全てのファンが諸手を挙げて歓迎しているかというと、実際の所そうでもないのが事実だ。前作『最後のジェダイ』でライアン・ジョンソン監督はこれまでシリーズが作り上げてきた世界観に大きなメスを入れた。『フォースの覚醒』からシリーズに触れたファンはそれを喜び、オールドファンは大きく落胆した。「スター・ウォーズ」ファンは世代間で大きく分断されたのだ。

そこでムービーマービーでは特別企画を実施。編集部の20代~50代までの「スター・ウォーズ」ファンを公言するライター4人が、各々にとっての『スター・ウォーズ』を語る。

第1回:「好きになった作品たちは“不評”だった」(20代の男性スタッフ)
人生には色んな“初めて”が付き物だ。何事も初めては記憶にずっと残る。私にとって初めての「本物の映画」が1999年に鑑賞した「ファントム・メナス」だった。それまで子供向けのコンテンツの映画しか見てこなかった私は、スクリーンで繰り広げられるシーンのすべてに衝撃を受けた。

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今年で27歳になった私だが、恐らく私と同世代の人間にとって「初めてのスター・ウォーズ」は間違いなく「ファントム・メナス」である。そうして私は「スター・ウォーズ」にハマった、いわゆる“新3部作”からスター・ウォーズに入った人間だ。そして「クローンの攻撃」も「シスの復讐」も同じようにワクワクしながら鑑賞した私にとってスター・ウォーズの新3部作こそがいわゆる「オールタイムベスト」の第1位に輝く作品だ。

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しかし、映画の知識をどんどん身に付けていったある日、衝撃の事実を知る。それはスター・ウォーズの新3部作は駄作であると酷評されている現実だ。もちろん旧3部作は「シスの復讐」鑑賞前に何回も観たし、素晴らしい作品であることは言うまでもない。しかし、やはり自分が大好きな作品を酷評されるというのはショックだ。

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ではレイ3部作から入った人は『最後のジェダイ』の酷評をどう受け止めているのだろうか?恐らくショックを受けているだろう。確かに旧3部作を好きな人ほど嫌いになってしまう作品であるのは理解できる。ちなみに私の率直な感想は「別に嫌いじゃない」だ。

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私は2015年からのスピンオフを含めた『スター・ウォーズ』作品は正直言うと一歩引いた立場から見ている。批判を恐れずに言うのであれば新3部作や旧3部作を観たときのような興奮は得られていない。かなり変な判断基準に思われるかもしれないが、やはり私にとっての『スター・ウォーズ』は20世紀FOXのファンファーレで始まる作品たちなのだ。

最後にレイ3部作のことを色々と言いはしたが、私は全作劇場に必ず観に行っているし、今後の新シリーズも観に行くと思う。もちろん好みは人それぞれではあるが、全ての世代に共通しているのは『スター・ウォーズ』への愛だ。だからこそこの映画シリーズは映画史において唯一無二の金字塔なのである。

シリーズ完結編『スカイウォーカーの夜明け』は12月20日より全国ロードショー。

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