『ゴーストバスターズ/アフターライフ』公開記念特集!おすすめ「悪霊退治ムービー」4選
2月4日より、『ゴーストバスターズ』シリーズの33年ぶりの続編、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が公開されます! 皆さん、悪霊を観たことはありますか? 筆者はあります。…そう、映画の中で。悪霊には実に色んなタイプがいるようですが、人間がやるべきことは退治のみ。そこで今回は、ゴーストバスターな映画を4本紹介します!
①『ゴーストバスターズ』(1984)
監督:アイヴァン・ライトマン
出演:ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、シガニー・ウィーバー、ハロルド・ライミス
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〈可愛すぎるけど、悪霊には違いない!〉
悪霊退治と言えば、まずはやはりこれ。学生にまで手を出そうとするどうしようもない大学教授ピーターらは、いかがわしい超常現象の研究費を打ち切られたことから悪霊退治業「ゴーストバスターズ」を始めます。お化けには怖いイメージがありますが、本作では彼らを愛嬌あるデザインにしたことで、キュートかつ軽快なコメディになりました。ゴーストのくせに未だに食欲に囚われているシワシワのジャガイモみたいな外見のスライマーや、丸い体型のくせに筋肉質にも見えるマシュマロマンなど、クセの強い面々が登場します。街中で悪事を繰り返すゴーストを捕獲するため、ピーターらはビーム発射装置「プロトンパック」を持って駆けずり回りますが、ビーム自体の威力自体も相当高いので、ゴーストバスターズ側も結構街を破壊している気もします。あれ、悪霊より怖いのはやっぱり人間…!?
②『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』(2013)
監督:ロベルト・シュベンケ
出演:ジェフ・ブリッジス、ライアン・レイノルズ、ケビン・ベーコン
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〈MIB? 違う、R.I.P.D.だ!〉
観客に話しかけてくる掟破りのヒーロー、デッドプールを演じているライアン・レイノルズ。彼は『デッドプール』シリーズでライアン自らのキャリアをも自虐していますが、その中でバカにされているうちの1本がこれ。しかし、実際そんなに悪くはありません。警察官のニックは汚職に手を染めた相棒警官に裏切られ、命を落としてしまいます。しかし腕利きだった彼は、現世に留まり悪事を働く悪霊退治を目的に活動しているあの世の警察、R.I.P.D.(R.I.P(安らかに眠れ)+P.D.(警察署))にスカウトされます。本作の悪霊は普段生きている人間に擬態していますが、なぜかクミンパウダーを吸い込むとその気味悪い…もとい、気持ち悪い正体を現します。この設定に加え、ニックとロイ(ジェフ・ブリッジス)が年の差デコボココンビのため『メン・イン・ブラック』を思い出しますが、20世紀に入ってから活動しているMIBと比べロイは19世紀には悪霊退治を始めていたらしいので、実はこっちが先輩…?
③『ゴースト・ハンターズ』(1986)
監督:ジョン・カーペンター
出演:カート・ラッセル、キム・キャトラル、デニス・ダン
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〈悪霊でも結婚はしたい。〉
『ゴーストバスターズ』の偽物みたいな邦題ですが、内容は全く関係ありません(原題は「リトル・チャイナ(チャイナタウン)のビッグなトラブル」を意味する『Big Trouble in Little China』)。トラック運転手のジャックとワンは、ワンの彼女を誘拐した謎の組織があるチャイナタウンに潜り込みますが、そこで古代の呪いにより肉体を失った悪霊ロー・パンが実体を取り戻すために神の前で緑の目を持つ女性と結婚の儀式をしようと企んでいることを知ります。このロー・パン、どんな恐ろしいやつかと思ったら普段はヨボヨボのおじいちゃんなのに、美女と結婚することしか考えていません。中国はその長い歴史の中で色んなものを生み出してきました。紙、羅針盤、火薬、印刷術、カンフー…そして妖術。本作には白人より遥かに多くのアジア系キャラクターが登場しますが、そのほぼ全員がカンフーと妖術を使えます。中国恐るべし。ジョン・カーペンター作品の中でもトップクラスのおバカ映画です。
④『NY心霊捜査官』(2014)
監督:スコット・デリクソン
出演:エリック・バナ、エドガー・ラミレス、オリビア・マン
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〈まさかの実話! 実録クライムドラマ×悪霊!?〉
今回紹介する4本の中でガチのホラーは本作1本のみ。ニューヨーク市警のラルフは、DV男や母親が幼い我が子を動物園のライオンの檻に投げ捨てるなどの常軌を逸した事件に連日頭を悩ませていました。それらの犯人に接触すると、彼らは皆様子がおかしく…そう、悪霊に取り憑かれていたのです! ラルフは神もオカルトも信じていませんが、どうやら自分には霊感があることに気付いていきます。この“心霊捜査官”、ラルフ・サーキはなんと実在の人物。『死霊館』シリーズでお馴染みのウォーレン夫妻とも関わりがあったそうです。以前、実話を基にした法廷劇×ホラー『エミリー・ローズ』を監督しているスコット・デリクソンは、本作でクライムドラマとシリアスなホラーを合体させました。ちなみに、ラルフの娘を演じているルル・ウィルソンはこの後『死霊館』のスピンオフ作品『アナベル 死霊人形の誕生』に出演。本作もシリーズ化してほしい!
いかがだったでしょうか。
『NY心霊捜査官』に出てくるような悪霊は怖いですが、死後の世界があるのはある意味救いです。死んだら何もかもおしまい、という方が怖いですからね。性善説、性悪説のどちらが正しいかは分かりませんが、死んだ後も退治されない良い人でいられるよう、これらの作品を観てイメージトレーニングしておきましょう!
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