映画で涼もう!夏の暑さを視覚から和らげる「極寒映画」4選!
昨年に続き、今年も訪れてしまったコロナの夏。信じられないほどの猛暑日で、エアコンもフル稼働の日々が続いております。やはり今年も家で大人しくしておくのが正解でしょう。という事で今回は、どなたもお家で楽しく避暑気分を楽しんで頂きたく、視覚から味わう涼し過ぎる「極寒映画」をご紹介します。寒いくらいで丁度良い。
文:ウメ氏(今さらスチールブックに魅せられた男)
①『クリフハンガー』(1993)
監督:レニー・ハーリン
出演:シルヴェスター・スタローン、ジョン・リスゴー、マイケル・ルーカー
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極寒のロッキー山脈を薄着で駆け回るスタローンに漢を見る
御存知シルベスター・スタローンと『ダイハード2』のレニー・ハーリン監督がタッグを組んだ大ヒット山岳アクション。極寒のロッキー山脈を舞台に、1億ドルが入ったケースを巡って武装強盗団と、山岳救助隊のスタローンの死闘を描く本作。地の利を生かし、完全武装の強盗団を次々と仕留めていくわけですが、不思議な事にスライは雪山なのに薄着です。はじめはフリースとか着てますが、最終的に上半身裸で凍結した湖にダイブします。分厚い筋肉を纏ったスライじゃなかったら即凍死ですね。
②『マイナス21℃』(2016)
監督:スコット・ウォー
出演:ジョシュ・ハートネット、ミラ・ソルヴィノ
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スノボをしてただけなのに!雪崩、凍結、水没、雪山サバイバル全部乗せの激寒ムービー!
シエラネバダ山脈でスノーボード中に遭難した元アイスホッケー選手の実話をジョシュ・ハートネット主演で映画化。プライベートで抱える問題から逃げ出し、腕に覚えのあるスノボで現実逃避&立ち入り禁止の看板無視で遭難しちゃう自業自得系ムービーです。過酷な雪山を彷徨いながら、雪崩や水没、さらには、空腹、喉の渇き、脱水症状、低体温症、凍傷、幻覚、アンド狼の襲撃といったあらゆる困難が彼を襲います。『127時間』や『ゼロ・グラビティ』のような「極限状態で自分の人生を見つめ直す」系の映画でもあるので、見終わったあとは何かしらのお土産があるはずですよ。
③『THE GREY 凍える太陽』(2011)
監督:ジョー・カーナハン
出演:リーアム・ニーソン、フランク・グリロ
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リーアム・ニーソン VS 大自然!襲い来る雪原の牙に男の闘争本能が覚醒する!
気付けば戦う親父の代表格になっていたリーアム・ニーソン主演のサバイバル映画。アラスカの雪原に墜落した飛行機から、ギリギリ生き残ったリーアムら7人の生存者。ろくな物資が無い中、ただひたすら南を目指し歩き出します。あらゆる自然の脅威に襲われる本作ですが、極寒だけでもヤバいのに、テリトリーを侵したせいで荒ぶる狼の群れにも襲われる始末。『マイナス21℃』や『デイ・アフター・トゥモロー』もそうですけど、極寒映画に狼はテッパンで合いますね。狼と対峙し、腹を括ったリーアムのご尊顔、ぜひともご覧頂きたいです。
④『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997)
監督:ジョエル・シュマッカー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ジョージ・クルーニー、クリス・オドネル、アリシア・シルヴァーストーン、ユマ・サーマン
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何もかも凍らす!怒りのシュワちゃんがゴッサムシティを氷河期にする!
ラストにご紹介するのはこれまでの「自然的な寒さ」ではなく「個人がもたらす寒さ」の脅威です。実写映画バットマン4作目に登場するヴィラン、Mr.フリーズです。その名の通り存在そのものが「凍」な方です。演じるのは映画界の大スター、アーノルド・シュワルツェネッガー御大!実はアメコミのヴィランも演じたことがあるのです。全出演者の中で知名度も格もぶっちぎりナンバー1なので、日本公開当時のポスターは主役のバットマンを差し置いてシュワちゃん一人のどアップだったのが忘れられません。劇中では厳つい冷却スーツに身を包み、全てを凍らす冷凍銃で、バットマンの相棒ロビンだけでなく、ゴッサムシティまで丸ごと氷漬けにしました。ちなみに、アジトでゆっくりする際は、銀色のガウンと白熊スリッパという部屋着に着替えて、子分たちに歌を歌わせたりとカワイイところもあったりします。
というわけで、今回は個人的おススメ「極寒映画」を4本ご紹介しました。
8月も中盤に差し掛かってますがまだまだ暑い夏は終わりません。コロナ感染者も洒落にならない数になってますし、ここは大人しく、クーラーでキンキンに冷やしたお家で極寒映画でも見ながら残りの夏を乗り切りましょう~♪