【編集部が選出!】ムービーマービーアワード2020「ぜったい面白い映画大賞」ノミネート作品②『千と千尋の神隠し』
2020年もっとも心に刻まれた映画は!?ムービーマービーが読者の皆様と共に毎年ベストな1本を決める最もユーザーフレンドリーな映画賞!それが「ムービーマービーアワード」!!!当サイトが厳選したノミネート作品から投票して「絶対面白い映画」大賞を決定します!編集部が独断と偏見で選出した13作品の中から、最高の1本を選びます!
ノミネート作品②『千と千尋の神隠し』
コロナ禍の2020年は千年に一度といっていい特殊な年で、映画界の出来事としては歴代興収トップに躍り出た「鬼滅の刃」があるが、これは映画というより「ええじゃないか」や「米騒動」なんかと同じ、社会学的にいう“マスヒステリア現象”なんじゃないかと思ったりする。数字はもちろんいっているが、誰もが作品内容について口にするというような、映画としての盛り上がりを不思議と感じない。
一方で春先の緊急事態宣言下から配給側が映画興行を取りやめる中、本当に映画館を救ったのは誰か?というのがわかった年になった。映画界を支えたのは旧作ぞろい「インセプション」から「地獄の黙示録」「バック・トウ・ザ・フューチャー」シリーズや「トータルリコール」など、いわば爺だらけのオールスターだ。
その中でも、ジブリ4作品の興収26億円は図抜けている。リバイバル上映は6月から全国374館で行われ、キャッチコピーは「一生に一度は映画館でジブリを」。「風の谷のナウシカ」(1984)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ゲド戦記」(2006)が大スクリーンで再び上映され、人々を魅了した。特に「千と千尋の神隠し」は歴代トップの興収をさらに積み上げ、ちょっとだけ「鬼滅の刃」に抵抗するという見せ場(笑)もあった。
歴代トップを明け渡しはしたが、千年に一度のこの年に「千と千尋の神隠し」が日本人の心に何をもたらしたのか?映画ファンなら永遠に忘れまい。
<編集部・石>
【ストーリー】
ひ弱で不機嫌な少女、千尋は現代に生きる普通の女の子。両親とともに車で引っ越し先の家へと向かう途中で「不思議の町」に迷い込んだ。店のカウンターにあった料理を勝手に食べた両親は、豚に姿を変えられてしまう。ひとりぼっちになってしまった千尋は、名を奪われ「千」と呼ばれるようになり、その町を支配する魔女・湯婆婆の下で働き始める。千尋は湯屋「油屋」の下働きとして働きながら、様々な出来事に遭遇しつつも、謎の少年ハクや先輩のリン、釜爺らの助けを借りて、厳しい難局に立ち向かっていく。はたして千尋は元の世界に帰れるのか……?
【キャスト】
柊瑠美、入野自由、夏木マリ、中村彰男、玉井夕海、神木隆之介
【スタッフ】
監督:宮崎駿
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