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この牛を見よ!<丑年>にこそ観るべき素晴しき「牛」映画特集!①『赤い河』1万頭の牛が大行進!CGでは決して出せない圧倒的な画力!

苦しい2020年が終わり、不安が未だ拭いきれぬまま突入した2021年。皆さんいかがお過ごしでしょうか?今年の干支は「丑」です。古来より我々人間の生活には欠かせない動物で、生きる上で必要な食料だったり、労働力だったり、ときには神様だったりと、様々なところで人間の暮らしを支えてくれいます。そこで今回の「今夜何観る」では、丑年にこそ観たい「記憶に残る映画に登場する牛たち」をご紹介したいと思います!

『赤い河』(1948)
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ギャング映画やハードボイルド映画、西部劇など数多くの作品を手掛け、映画史を語るうえでははずことの出来ない天才映画作家ハワード・ホークス。本作『赤い河』はホークス監督にとって初の本格的西部劇であり、名優ジョン・ウェインの人気を不動のものにした作品としても有名です。

この映画の顔は何といっても「牛」でしょう。インディアンの襲撃や決闘、さらには女性とのラブロマンスなど、西部劇に求める定番はしっかりおさえつつも、目に焼き付いて離れないのは、やはり1万頭の牛を率き連れてのキャトル・ドライブ(牛の群れをある場所から別の場所に移動するプロセス)のシーン。年代的にCGを使うことなく、本物の牛たちを草原で大暴走する様は圧巻そのものです。

突撃で馬車を吹き飛ばし、時には人すらも飲み込もうとする牛の大行進こそ、今のような暗くなりがちな時代にこそ見て欲しい映像です。ぜひ一度ご覧あれ!

【ストーリー】
南北戦争の10年前。テキサスに大農場を作ろうとしていた開拓者のダンソンは、レッド・リバーに向かう途中で出会った少年を養子にする。南北戦争後、ダンソンは広大な土地と膨大な家畜を所有するまでになっていたが、南部には牛を売買する市場がなかった。ダンソンは戦争から戻って今は成人している息子に、北部や東部の市場へ1万頭の牛を移動させるという大胆な計画を告げる。牧童たちが集められ、ミズーリへ向かうキャトル・トレイル(牛の長距離輸送)が始まるが、牛の暴走や仲間割れなどのいざこざの末、遂にはダンソンと息子が対決する事態になる。

【キャスト】
ジョン・ウェイン、モンゴメリー・クリフト、ウォルター・ブレナン、コリーン・グレイ、ジョーン・ドルー、ジョン・アイアランド、ノア・ビアリー・ジュニア

【スタッフ】
製作・監督:ハワード・ホークス