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人類のフロンティア!宇宙に挑んだ人たちに勇気を貰える映画特集③『ドリーム』

野口聡一さんが宇宙ステーションに到着したことで、「宇宙飛行士」への注目は高まっています。一見すると華やかな職業に見えるが、宇宙とは常に危険や死と隣り合わせです。そんな宇宙に行ったことのある人間は、数えるほどしかいません。そこで今週の「今夜何観る」では、勇気を持って、人類のフロンティア「宇宙」に踏み出した人たちを描いた作品を特集します。

『ドリーム』(2016)

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宇宙飛行士という華やかな職業は、もちろん危険と隣り合わせですが、大きな注目を集めるポジションです。しかし、宇宙に行くのに必要なのは宇宙飛行士だけではありません。本作で登場する黒人女性3人は、宇宙飛行士ではありませんが彼女たちの功績無しに、今日のNASAは無いと言っても過言ではないでしょう。

彼女たちが活躍した時代は人種差別も当たり前だった時代。黒人であり、女性であった彼女たちも当然、差別を受けてしまいます。しかし、彼女たちはそんな差別にも「結果」で答えていきます。仕事においても、勝負においても、結果を出せばしっかりと受け入れられるというのは、アメリカらしくて気持ちがいいです。仕事において「人種」や「性別」は全く関係ないことを彼女たちは証明してくれます。

実話モノの、宇宙が絡む話ではどうしても男性、白人と言った人たちがフォーカスされがちですが、彼らの活躍の裏に、人種性別関係なく多くの人が支えていたことを忘れてはいけません。結果を出し続ければ、必ず報われる。そう伝える本作の物語は、現代社会に生きる多くの人に勇気を与えるでしょう。

【ストーリー】
ソ連とアメリカの宇宙開発競争が繰り広げられていた61年、米バージニア州ハンプトンにあるNASAのラングレー研究所に、ロケットの打ち上げに必要不可欠な計算を行う黒人女性グループがいた。なかでも天才的な数学の才能をもつキャサリンは、宇宙特別研究本部の計算係に抜てきされるが、白人男性ばかりのオフィス環境は、キャサリンにとって決して心地よいものではなかった。一方、ドロシーとメアリーもそれぞれ、黒人であるというだけで理不尽な境遇に立たされるが、それでも3人はひたむきに夢を追い続け、やがてNASAの歴史的な偉業に携わることとなる。

【キャスト】
タラジ・P・ヘンソン、オクタビア・スペンサー、ジャネール・モネイ  ほか

【スタッフ】
監督:セオドア・メルフィ