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『ムーラン』をさらに楽しむために観ておくべき映画特集 ③『キス・オブ・ザ・ドラゴン』|ワイヤーやCGに頼らないジェット・リーの肉体から生まれるアクションに注目!

香港・中国で長年第一線で活躍してきたスター俳優たちが共演するディズニーの大型武侠映画『ムーラン』。本来ならとっくに公開されていた作品ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で劇場での公開が難しくなり、ディズニーの動画配信サービス「Disney+」でようやく観ることが出来るようになりました。そこで今回の「今夜何観る」では、『ムーラン』に出演している注目すべきキャストたちのおススメ映画を紹介します!これを観ておけば『ムーラン』がさらに楽しくなること間違いなし!

『キス・オブ・ザ・ドラゴン』(2001)

Netflixで観る ⇒ こちら

『ムーラン』はこちらから!⇒Disney+

ジェット・リーも前回紹介したドニー・イェン同様、中国からハリウッドに進出し、『エクスペンダブルズ』をはじめ数々の大作で活躍する国際派俳優です。今回、紹介する『キス・オブ・ザ・ドラゴン』は、『レオン』や『フィフス・エレメント』で知られるリュック・ベンソンが製作・脚本を手掛けた、アメリカ・フランス合作のアクション映画です。舞台はフランス。悪徳警官のリチャード(チェッキー・カリョ)に騙され追われる身となった捜査官リュウ(ジェット・リー)と、リチャードに娘を人質に取られ汚職に関わる娼婦ジェシカ(ブリジット・フォンダ)との出会いから復讐までを描いています。

この映画の1番の目玉はもちろんジェット・リーのダイナミックなアクションです。当時ハリウッド進出した頃のリーは、なかなか現場のシステムに馴染めずアクション演出に苦戦していたが、本作では得意のワイヤーアクションや、CGを使った演出には頼らず、彼自信の肉体から繰り出される体術で悪漢たちをスピード感あるアクションでボコボコにしていく姿を披露しています。クライマックスで明かされるタイトルの『キス・オブ・ザ・ドラゴン』の意味も、映画を観た人は驚くこと間違いないでしょう。最後の最後までスカッとさせてくれます。

近年は、病気の影響で表舞台から遠ざかっていたジェット・リー。『ムーラン』で久々のスクリーン復帰にファンも喜んでいます。さすがにアクション全開の役どころは難しく、その辺りは後輩のドニー・イエンに譲って、リーは「皇帝」役として重厚で威厳ある演技を披露しています。

【ストーリー】
「中国とフランスで麻薬密売を企てる中国人ギャングを追ってパリに来たエリート捜査官リュウ(リー)。現地警察の警部(カリョ)は非協力的だが、組織の娼婦(フォンダ)と出会ったリュウは、事件に巻き込まれていく。映画初挑戦する監督クリス・ナオンはCMやMTVで活躍のフランス生まれの32歳。脚本はベッソンと「フィフス・エレメント」のロバート・マーク・ケイメン。撮影は全ベッソン作を務める、ティエリー・アルボガスト。

【キャスト】ジェット・リー ブリジット・フォンダ ほか
【スタッフ】監督:クリス・ナオン