夏だ!海だ!海が勇気を与えてくれる映画特集③『グラン・ブルー』人間の限界に挑むダイバーの友情を描く!
今週から7月突入!夏本番です!夏といえばやはり海ですね!青い海は映画にとっても最高の舞台であり、その雄大さを見て私たちは勇気づけられます。そこで今週の「今夜何観る」では「海が勇気をくれる映画」を特集します!
『グラン・ブルー』(1988)
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先日は実在のサーファーの映画をご紹介しましたが、今回の『グラン・ブルー』は実在のダイバー、ジャック・マイヨールをモデルにした映画です。フリーダイビングに魅せられたダイバーの友情、そして海に生きる男を愛した女の葛藤を描いた海洋ロマン映画です。
フリーダイビングは言うまでもなく危険なスポーツです。呼吸するための機器を付けずに海の底に向かって潜るわけですから、当然長時間息を止めていなければいけません。この映画の主人公であるジャックもまた、驚異的な潜水能力の持ち主ですが、ある事故がきっかけで大きな喪失感を抱えており、イルカだけが心の拠所になっています。
そんな喪失感を埋めたのは友人でありライバルのもう一人のダイバー。この映画は単にダイバーの凄さを描いただけではなく、ダイバー同士の友情やダイバーを愛した女性のロマンスを描いています。水深が深くなるほど暗く冷たい世界が広がっていますが、ライバルとの戦いはそんな世界に潜る勇気を与えてくれます。
<ストーリー>
イタリア人フリーダイバー、エンゾはある男を捜していた。ギリシアの海辺の町で育ったエンゾはガキ大将で、誰よりも素潜りが得意だったが、彼が唯一認めていたのが、潜水夫の息子である一人の気弱そうな少年だった。ニューヨークで働く保険調査員ジョアンナは、自動車事故の調査でペルー・アンデス山脈の高地にいた。そこで彼女は、氷結した湖に酸素ボンベもなしに潜水していく1人のダイバーに出会う。ジャック・マイヨール。彼こそがエンゾが捜していた少年の成長した姿だった。
監督:リュック・ベッソン
キャスト:ジャン=マルク・バール、ロザンナ・アークエット ほか
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