意外な俳優が見せたダンスが凄い映画特集①『ジョーカー』悪のカリスマが見せる狂気のダンス!
映画の大きな見どころひとつでもある“ダンスシーン”。特にミュージカル映画においてはキレキレの華麗なダンスは映画の一つの大きな見どころだが、ミュージカル映画でなくてもダンスシーンが存在する映画はある。時には「この人が!?」と驚くような俳優が躍ることもある。そこで今週の「今夜何観る」では意外な俳優が見せたダンスシーンが見どころの映画を特集する。
『ジョーカー』(2019)
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DCコミックの人気ヴィランであり、かつてジャック・ニコルソン、ヒース・レジャーなどが演じたジョーカーの誕生秘話を描いたこの映画。ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスは本作で印象的なダンスシーンを2回見せている。映画の中でダンスをするような印象が全くないホアキン・フェニックスが見せたダンスはまさに衝撃的だった。
1回目は地下鉄で3人の青年を殺害した後の公衆トイレでの踊り。禍々しい音楽の中で見せる踊りは、青年アーサーがジョーカーへと変貌していく、まさに禁断の領域に入ってしまったことを伝えている。そして何といっても階段でのダンスシーンだ。ポップな音楽にのって、嬉々として踊り狂うジョーカーはまるで、悪の誕生を盛大に祝っているかのよう。言葉では言い表せない魅力があるシーンであり、きっとこんな階段を見つけたら思わず踊りたくなってしまうだろう。
上記の通り、ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスは劇中でダンスをするような印象がない俳優の一人だろう。正直に言わせてもらうと、ダンスとしてはそこまで凄いわけではないのかもしれない。しかし、ジョーカーという役柄に真に乗り移ったホアキンがダンスをしたあのシーンには言い知れぬインパクトがあるのも事実だ。ハリウッド俳優の中でも特に変わり者の彼が見せた、魂の開放=ダンスは、すべての観客に衝撃を与えた。
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<ストーリー>
「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きるアーサー。しかし、コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたはずのひとりの男は、やがて狂気あふれる悪へと変貌していく。
監督:トッド・フィリップス
キャスト:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ ほか
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