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新型コロナウイルス感染拡大の影響で緊急事態宣言が延長された。多くの都市で映画館は休業の状態が続いている。それに伴い共感シアターの特別企画「おうちDeシネマWeek!」も延長が決定。そこで「今夜何観る」では本企画で取り上げる映画をご紹介し、見どころポイントをお伝えします！

『ターミネーター2』(1991)

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映画史に残る傑作として今でも語り継がれる名作。それがこの映画を語るにふさわしいワードだろう。これまでシリーズは6作品制作されているが、未だにこの作品を超える映画は誕生していない。監督のジェームズ・キャメロンは『エイリアン２』と同様に「続編は駄作になる」というジンクスを跳ね返して見せたのだ。

【見どころ①】機械が心を学ぶ物語
この映画のもう一つ大きな見どころとしては機械であるターミネーターが人間の心を学ぶところだろう。ターミネーターはジョン・コナーとの交流を通して人間がどういう生き物であるかを学び、父がいないジョン・コナーはターミネーターとまるで親子のような絆を育む。映画の最後、溶鉱炉に入るターミネーターの視点が機械の視点ではなく、人間の視点になっていたことは、ターミネーターに心が宿っていることを意味しているのだろう。

【見どころ②】敵キャラT-1000の迫力
この映画を語る上で欠かせないのが、敵キャラである液体金属のボディを持つターミネーターのT-1000の存在。感情が全く読み取れないその表情は、まさに殺戮マシーンと言えるべきものであり、観るものに大きな恐怖を与える。どんなに振り切っても、追いかけてくるその執拗さは、今でも多くの人にとってトラウマになっているはずだ。この役を完璧に演じ切ったロバート・パトリックの演技には脱帽するしかない。

＜ストーリー＞
あれから10年後の1994年、人類滅亡の日は3年後に迫っていた。表面上は平和に見えるロサンゼルスの街に、未来から2体のターミネーターが送り込まれてきた。1体は未来社会を支配しているミリタリー・コンピューター、スカイネットにより送り込まれたT1000型（ロバート・パトリック）。未来の指導者となるべく運命づけられた少年ジョン・コナー（エドワード・ファーロング）を抹殺するという使命を与えられたT1000は、形状記憶擬似合金で構成されていて、触れることでどんな物体にも変化でき、しかもその戦闘能力は以前の101型をはるかに上回っていた。

監督：ジェームズ・キャメロン

キャスト：アーノルド・シュワルツェネッガー、エドワード・ファーログ、リンダ・ハミルトン　ほか

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