新しい未来への旅立ち!卒業シーズンだからこそ観たい青春映画特集①『ウォールフラワー』
3月、多くの者は卒業式を迎える。それはこれまで青春を共にした仲間との別れであると共に新しい未来への入り口でもあるからだ。そしてそれを題材にした多くの秀作映画が誕生した。そこで今週の「今夜何観る」は「卒業シーズンに観たい青春映画」を特集。何物にも変えられない青春の1ページを描いた素晴らしい映画を紹介する。
『ウォールフラワー』(2012)
酸いも甘いも全てを包み込む傑作青春映画!
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タイトルの「ウォールフラワー」とは、パーティなど人が集まるところで場に入れず壁際をひっそりと飾る「壁の花」を意味する。主人公チャーリーが高校生活に馴染めず、虐められないよう、目立たないようにしている状態がまさに「壁の花」だ。会社に置き換えるなら「窓際族」のことである。
そんなチャーリーが出会ったのが少し変わったパトリックとサムという兄妹。この2人と出会うことでチャーリーは友情の素晴らしさや初恋のトキメキを知る。映画を観ていると、この3人はそれぞれが癒すことの出来ない心の傷を抱えている。そんな3人が時にぶつかりながらも、友情を育んでいく姿に、私たちは懐かしさを覚える。彼らはまさに“私たち自身”だからだ。
ローガン・ラーマン(『フューリー』)、エズラ・ミラー(『ジャスティス・リーグ』)、エマ・ワトソン(『美女と野獣』)という3人の若手俳優が共演した作品でもある本作。この作品では3人ともフレッシュな演技を見せてくれる。この映画の前から3人の演技は観てきているが、本作での演技が一番キラキラしている。そういった面でもぜひ観て欲しい映画だ。この映画を観て、懐かしい青春の日々に再びに思いを馳せてみてはいかがだろうか。
【ストーリー】
1991年、シャイで物静かな高校生チャーリー(ローガン・ラーマン)は、クラスメートたちに“壁の花”とあだ名を付けられ甘く見られていた。だが、彼の平凡な日常は、パトリック(エズラ・ミラー)とサム(エマ・ワトソン)兄妹との出会いによってすっかり様変わりする。チャーリーは初めて知る友情の素晴らしさや、初恋の胸のときめきに有頂天になっていたが……。
【キャスト】
ローガン・ラーマン、エズラ・ミラー、エマ・ワトソン ほか
【スタッフ】
監督・脚本・原作:スティーブン・チョボウスキー