MOVIE MARBIE

ゾンビパニックじゃない、ゾンビが主役の映画特集③
『ゾンビ・ヘッズ　死にぞこないの青い春』

監督・脚本は「死霊のはらわた」のSFX アーティストを父に持つ、ゾンビ界の寵児ブレッド＆ドルー・ビアス兄弟。
なぜか人間としての記憶や知性を残しゾンビとなってしまったマイク（マイケル・マッキディ）が、同じく半ゾンビのブレント（ロス・キッダー）と完全なゾンビ、チーズ（マーカス・テイラー）と共に、恋人に渡せなかった指輪を渡しに行くというストーリー。ゾンビと人間、どちらでもない自分に思い悩むマイクが切ない…！
思いっきり刺されながら「怪しいものじゃありません」と言ったり笑いどころもいっぱい。いつのまにかマイクを応援しちゃう、ゾンビの青春ロードムービー。

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【あらすじ・解説】
「死霊のはらわた」の特撮に携わっていた父親の影響で、幼い頃からホラー映画に親しんで育ったブレット＆ドリュー・ピアース兄弟が手がけた異色のゾンビ映画。人間としての記憶や知性を保ったままゾンビになった青年が、人間だった時に付き合っていた女性に婚約指輪を渡すため旅に出る姿を描く。死体袋で目を覚ました青年マイクは、自分がゾンビになっていることに気づく。しかし、なぜか人間としての記憶や知性を取り戻しており、ゾンビとしても人間としても中途半端な状態に思い悩む。そんな時、恋人に渡しそびれた婚約指輪を見つけたマイクは恋人探しの旅に出るが、その行く手をゾンビハンターたちが阻み……。