『Michael/マイケル』市川染五郎&森崎ウィンが大ヒットを祝福!歌舞伎版マイケル構想や応援上映トークで会場沸わかす
6月24日、映画『Michael/マイケル』の大ヒット記念トークイベントが新宿バルト9で開催され、歌舞伎俳優の市川染五郎と俳優・アーティストの森崎ウィンが登壇した。
全世界興行収入9億3,000万ドルを突破し、音楽伝記映画史上No.1の記録を更新中の本作。日本でも2026年公開の実写洋画No.1ヒットを記録している中、マイケル・ジャクソンの命日である6月25日を前に、かねてよりマイケルへの深い愛情を公言してきた二人が、作品の魅力やマイケルへの思いをたっぷりと語った。
『BAD』が流れる中で登場した染五郎は、「まさか『BAD』で登場させていただける日が来るとは思っていませんでした」と笑顔を見せ、ファンとして会場の観客と時間を共有できる喜びを語る。森崎も「僕もマイケルが大好きなので、皆さんとマイケル愛を分かち合えたらと思います」と呼びかけた。
二人ともこの日のためにマイケルを意識した装いで登壇。衣装だけでなく靴下までマイケル仕様というこだわりを披露すると、MCの荘口彰久から「完璧マイケルじゃないですか!」と声が飛び、会場からは拍手が巻き起こった。
トークはまず、本作を鑑賞した感想からスタート。すでに3回鑑賞し、4回目の鑑賞も決めているという染五郎は、「ライブシーンの迫力は本当にすごかったです。リアルタイムでマイケルを見ることはできなかったので、目の前にマイケルが生きている感動がありました」と語る。
さらに、本作が描く父ジョー・ジャクソンとの関係性についても触れ、自身が歌舞伎の家に生まれ育った立場と重ね合わせながら、「血筋や家柄について語られることも多いですし、恵まれた環境である一方で縛られている部分もある。そういう葛藤には共感するところがありました」とコメントした。
また、主演のジャファー・ジャクソンについては、「甥だからできるというものではありません。血がつながっているだけであれだけのことはできない。血の滲むような努力があって、あのレベルのパフォーマンスになったのだと思います」と絶賛した。
一方の森崎も、ジョー・ジャクソンを単純な悪役として描いていない点を本作の魅力として挙げる。「お父さんがいたからこそ後のマイケルがいる。でもその関係はとても複雑なんです」と語り、「色々なことを考えさせられながら観ました」と振り返った。さらに、自身のライブでJackson 5の『I’ll Be There』をカバーした経験にも触れながら、「世界平和や愛というテーマをマイケルは子どもの頃からずっと伝え続けていたんだと改めて感じました」と語った。
マイケルとの出会いについて聞かれた染五郎は、意外なエピソードを披露する。幼い頃に大好きだった『吉本新喜劇』の中で、水玉れっぷう隊のアキが『BAD』に合わせて踊るギャグを見たことがきっかけだったという。「借金取り役のアキさんが踊り出すんですが、実はその曲がおじいさんの着信音で、最後の決めポーズの前に電話に出てしまうというネタだったんです」会場から笑いが起こる中、その後、父・松本幸四郎から「これが本物のマイケルだよ」と『BAD』のミュージックビデオを見せられたことが、本格的にマイケルへ夢中になるきっかけになったと明かした。「当時は衣装に衝撃を受けましたし、こんなに新しいものだったんだと思いました。今見ても新しいですし、見るたびに発見があります」そう語る染五郎は、マイケルの音楽やダンスだけでなく、時代を超える独創性そのものに魅了されていったという。
対する森崎は、ミャンマーで暮らしていた幼少期に祖母の影響でマイケルを知ったと語る。祖母が大のマイケルファンだったことから自然とその音楽が流れる環境で育ったが、本格的に夢中になったきっかけは『Remember The Time』のミュージックビデオだった。自らミュージックビデオを見るようになった頃に偶然再生した作品だったといい、「これがマイケル・ジャクソンかと思いました。エジプトの世界観もすごかったですし、マイケルが現れた瞬間に『何だこの色気は!』と思って」と当時の衝撃を振り返る。そのままマイケルの世界に引き込まれ、現在に至るまで大きな影響を受け続けているという。
好きな楽曲やミュージックビデオの話題になると、森崎のテンションはさらに上昇。楽曲ごとに思い入れがあり、一曲を選ぶのは難しいとしながらも、その時々の自分の気持ちや環境によって聴こえ方が変わることを熱弁した。あまりの熱量に荘口からツッコミが入ると、森崎は「推しについて語る時って人間こういう感じなんですよ!」と苦笑い。会場は大きな笑いに包まれた。
一方、染五郎はお気に入りの一曲として『Smooth Criminal』を挙げる。楽曲、ミュージックビデオ、衣装、ライブパフォーマンスのすべてが高いレベルで融合している作品だと語り、「マイケルの先人へのリスペクトと独創性が最も融合している作品」と分析。ライブで披露される“アンチグラビティ”のパフォーマンスにも触れながら、その魅力を熱く語った。
歌舞伎とマイケルの共通点について話が及ぶと、染五郎は歌舞伎の演目『操り三番叟』を例に挙げ、「人形のような動きやパントマイム的な表現はマイケルにも通じる部分がある」と説明する。さらに父・松本幸四郎がラスベガス公演の際、自宅でムーンウォークを練習していたという秘話も披露。「マイケルのお面を付けて、日本舞踊の中でムーンウォークをしていました」と明かすと、会場から驚きの声が上がった。その流れで荘口から「歌舞伎でマイケルをやればいいじゃないですか」と提案されると、染五郎は「三味線アレンジになりますけどね」と即答すると、客席は大きな笑いに包まれた。
本作ならではの見どころについて、染五郎は「360度マイケルを見られること」だと語る。「これまで残されている映像では見られなかった舞台裏や別の角度からの視点が描かれていて、リアルタイムでマイケルを見ていた人でも体験できなかった見方ができる」と説明。ライブ映像だけでは知ることのできなかった新たな発見があると語った。
イベント後半では、ファンから寄せられた感想が並ぶメッセージパネルも紹介された。
「これはモノマネではなくマイケルの復活だ」というコメントに対し、染五郎は深く共感。「映画が始まって最初の『ヒッ!』という声を聞いた瞬間に、お帰りなさいという気持ちになりました」と語り、「上映時間の間だけでもマイケルが戻ってきてくれたような感覚がありました」と笑顔を見せた。
森崎も、「マイケルのおかげで自然や子どもたちに優しくなろうと思った」というコメントに触れながら、「すごく素敵な感想だと思います」と語り、改めてマイケルが与えた影響の大きさを実感している様子だった。
さらに、翌6月25日から全国約200館でスタートする応援上映の話題になると、会場の熱気はさらに高まる。森崎は「ちびマイケルと一緒に『I’ll Be There』を歌いたいですね」と笑顔を見せ、染五郎は「最初の『ヒッ!』でコール&レスポンスをやりたい」と回答。荘口から「スリラーじゃないんですね」とツッコまれると、「それは当たり前すぎますから」と即答し、客席を沸かせた。また染五郎は、「実際にライブ会場へ行ったような気持ちになれると思います」と応援上映の魅力を語り、森崎も「応援上映、行ってみたいですね」と興味津々の様子を見せていた。
最後に染五郎は、「マイケルのストイックさ、自分に厳しく人に優しい人柄に刺激を受けてきました」と語り、「何かを目指している人にとっても刺激になる映画だと思います」とメッセージを送る。森崎も、「この映画が今公開されることには意味があると思っています」と切り出し、「平和や愛について、マイケルが残したメッセージを改めて受け止めるタイミングに来ているのではないでしょうか」とコメント。「そのメッセージも含めて、一人でも多くの方に届いてほしい」と呼びかけた。
『Michael/マイケル』大ヒット公開中!
<あらすじ>
圧倒的な歌唱力と革新的なダンスパフォーマンスで、アーティストの枠を超え、全世界的なアイコンとなった“キング・オブ・ポップ”=マイケル・ジャクソン。野心家の父のもと厳しいレッスンを経て、兄弟グループ、ジャクソン5で幼少の頃から大成功を収めた彼は、やがて青年となり、ソロアーティストとして歴史的名曲の数々を生み出し、全世界の寵児となっていく。しかし、その栄光の裏には、早熟の天才ゆえの孤独感、強権的な父親の呪縛、家族への愛と自分の中に溢れるビジョンとの間で葛藤する一人の人間の姿があった―。
出演:ジャファー・ジャクソン、ジュリアーノ・クルー・ヴァルディ、コールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、ケンドリック・サンプソン、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアー他
監督:アントワーン・フークア(『イコライザー』シリーズ、『トレーニング デイ』)
脚本:ジョン・ローガン(『アビエイター』『グラディエーター』)
製作:グレアム・キング(『ボヘミアン・ラプソディ』)、ジョン・ブランカ、ジョン・マクレイン(マイケル・ジャクソン財団)
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ
(R), TM & (C) 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
公式HP:https://www.michael-
公式X:https://x.com/
公式Instagram:https://www.
公式TikTok: https://www.tiktok.com/@
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