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映画『東京逃避行』初日舞台挨拶で涙のサプライズ!秋葉恋監督「映画監督になれて良かった」

BABEL LABEL制作、秋葉恋監督の長編デビュー作『東京逃避行』が、3月20日(金)より公開をスタートした。本作は、『正体』で第48回日本アカデミー賞最優秀監督賞を含む3冠を達成した藤井道人がプロデュースを務める作品。綾野剛と藤井道人が審査員を務めた第2回東京インディペンデント映画祭でグランプリを受賞した企画を長編映画化したもので、秋葉監督自身が新宿・歌舞伎町で過ごした経験をもとに完全オリジナル脚本を書き上げた。

本作の舞台となるのは、都の条例により“トー横”が封鎖された後の歌舞伎町。家庭でも学校でも居場所を失い、憧れと逃避心を抱えて歌舞伎町にやってきた高校生・飛鳥を寺本莉緒、田舎を飛び出してトー横で暮らし、界隈で人気を集めるネット小説「東京逃避行」の作者・日和を池田朱那が演じる。さらに、トー横に流れ着いた若者たちを保護し心の拠り所となるエド役に綱啓永、エドと行動をともにしながら若者たちのリーダー格として存在感を放つメリオ役に高橋侃を迎えた。

テアトル新宿にて初日舞台挨拶が実施され、寺本莉緒、池田朱那、綱啓永、高橋侃、そして秋葉恋監督が参加した。チケットは即時完売で実施されたこの日、憧れと逃避心を抱えて歌舞伎町に来た高校生・飛鳥役の寺本は「公開しました!やっと!良かったです!」と満面の笑み。ネット小説【東京逃避行】の作者・日和役の池田は「上映後なので会場の空気がズッシリと重いかも…」と笑いつつ「私としても思い入れ深い映画だったので、皆さんにお届けする事が出来て本当に嬉しいです」と笑顔を弾けさせた。

本作で長編映画監督デビューを飾った秋葉監督は「インターネットの小説を書く匿名掲示板で出会った女性が亡くなってしまった事をきっかけにして、顔も知らない彼女の事を知りたくて僕も歌舞伎町に足を踏み入れました。そこで生きていた少年少女の姿を映画として残すことが自分の宿命のように感じた」などと本作誕生の経緯を明かした。トー横に流れ着いた人々の拠り所となるエド役の綱は“居場所”について聞かれると「この映画をやった事で自分の居場所について考えるようになりました。友達や家族、仕事の現場、ファンの皆さんの前に立つこの時間が僕にとっての居場所。本作を通して改めて自分の居場所について考える事自体が大切なことだと思いました」としみじみ。トー横の若者たちのリーダー格メリオ役の高橋も「この映画が僕に居場所をくれたので、スクリーンの中が自分の居場所だと感じる。そんな姿を今後も皆さんにお届けできるよう、日々精進していきたいです」と誓いを立てていた。

イベント終盤にはキャスト&監督に完全サプライズで撮影現場のメイキング映像や写真を編集したサプライズムービーを投影し、秋監督がキャスト陣に、ここまで一緒に走り切ってくれた感謝の花束を贈呈した。

涙腺崩壊の寺本は「『東京逃避行』は自分の中で成長できたなと思う作品です。嫌な事も苦しいと思う事もあったけれど、みんなで笑顔で終われて良い作品だと思ってもらえるように頑張りたいと思っていました。こうして最後まで走り切れて良かったなと思います」と大感動、言葉を詰まらせながら語った。池田も「日和という役の背景を思うと本当に心が苦しくて、早く終わって欲しいと思う時もありました。でも、そこから1年経って作品が完成して公開を迎えてみたら、こんなに愛おしいものに代わっていて…。皆さんに観ていただけて本当に幸せです!」と涙をボロボロ流しながら心境を吐露した。

秋葉監督は「この映画を作るまでに、僕が救えなかった人や助けられなかった人たちにしてあげたかった事をキャストの皆さんに背負わせてしまったと思います。凄く辛い台本だと思うし、現場の裏で泣いたりとか色々な時間がありました。改めて皆さんと出来て本当に良かったと思いますし、18歳の頃に苦しんでいた自分に“映画監督になれて良かったよ”とちゃんと言える作品になりました」と号泣した。会場中が涙する中で綱は「僕が今までやって来た舞台挨拶の中で、史上最高にカオス過ぎる!」とツッコみつつ「それだけ全員が本気で向き合って出来た作品です。映画と言うよりもドキュメンタリーのよう。それくらいリアルなものが描かれています」と胸を張った。なんとか涙を我慢した高橋も「これだけの熱量を持って僕らは映画を作って来たんだと、みんなの顔を見て改めて思いました。泣くのは…我慢します!」と目を潤ませていた。すると、司会者にもキャスト陣の思いが伝わりもらい泣き。その波は会場の観客にも伝搬し、会場中が感動の空気に包まれた。

最後に秋葉監督は「辛い撮影の数々もあって重いテーマでもあります。同じ世代同士で色々なものを背負って、それがそのままスクリーンに映っている作品になりました。歌舞伎町で起きたことを残して全国に届けたいと思っていますので、応援の程宜しくお願いいたします」と全国拡大に期待。池田は「観客の皆さんのお顔が私たちの力になります。これから先も上映が続いて行くので、『東京逃避行』を沢山愛し続けてもらえたら嬉しいです」と、公開が始まって意気込みを新たにした。寺本も「今日は『東京逃避行』が世の中に出発していく日なので笑っていたかったけれど、涙を見せてしまって申し訳ないです。今後も舞台挨拶があるので、その時は笑って出来ると思うので、観客の皆さんにはもう一度本作と向き合っていただき、大きく広がって行けばいいなと思っています」と、多くの方々に本作が届くことを祈願した。

この日、朝から降り続いた雨は、まるで会場の涙とリンクするようだったが、イベントが終了する頃には、本作の公開を祝福するかのようにあがっていた。雨の匂いが残る新宿に響き渡るような拍手と共に、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

『東京逃避行』

2026年3月20日(金)全国公開

家や学校に居場所がない女子高生・飛鳥は、”トー横”で暮らす少女が綴った自伝的ネット小説『東京逃避行』に憧れ、新宿・歌舞伎町へ。偶然、作者の日和と出会いすぐに意気投合。トー横に流れ着いた人々を保護し、面倒を見るエドやメリオを紹介され、”集まり”に参加するも、そこで目にしたのは、衝撃的な現実だった…。飛鳥は「一緒に逃げよ」と手を取り、日和と走り出す。しかし、半グレ組織から怒りを買い、街中から追われる2人。一方、閉鎖の危機に瀕していた保護団体という「居場所」を守ろうと戦うエドと、危うい選択を重ねて2人を追うメリオ。やがて警察をも巻き込み、一夜にして事態は急展開を迎える。4人の想いと運命が交錯し、夜明けに出すそれぞれの答えとはー?闇を切り裂くように、命懸けの逃避行が始まった――!

出演:寺本莉緒、池田朱那、綱啓永、高橋侃、松浦祐也、深水元基、さとうほなみ
監督・脚本:秋葉恋
主題歌:町田ちま『ネオンと残像』(Altonic Records)
エグゼクティブプロデューサー:藤井道人
音楽:堤 裕介
製作幹事:サイバーエージェント
配給:ライツキューブ
制作プロダクション:BABEL LABEL
©2025 映画「東京逃避行」製作委員会

公式サイト:https://tokyotohiko.babel-pro.com/
オフィシャルX:@tokyotohiko2026
オフィシャルInstagram:@tokyotohiko2026 #東京逃避行