リティク・ローシャン&キアラ・アドヴァニが魅せる豪華ダンスシーンの舞台裏。『WAR/バトル・オブ・フェイト』メイキング映像が解禁!
リティク・ローシャンとNTR Jr.の初共演で注目を集める最新作『WAR/バトル・オブ・フェイト』より、カビール(リティク)とカヴィヤ(キアラ・アドヴァニ)が踊るラブソング&ダンスシーンのメイキング映像が公開された。アクション主体の物語のなかでも特にロマンティックな場面として位置づけられるシークエンスで、リティク自身も「完璧だ。いい画ばかりだ」と手応えを語っている。
本作は『パターン』に続くYRFスパイ・ユニバースの一作であり、監督は『ブラフマーストラ』のアヤーン・ムカルジー。物語の中心となるのは、かつて“英雄”と称えられながら姿を消した伝説のエージェント、カビール。国を脅かす組織〈カリ〉に潜入する彼の前に立ちはだかるのが、インド軍の精鋭ヴィクラムだ。演じるのは『RRR』のNTR Jr.。日本を舞台に怒涛のアクションが展開し、スパイ・ユニバースの世界観はさらに拡張する。
今回公開された映像は、アクションとは対照的な柔らかいムードに満ちている。舞台となったのはトスカーナとローマ。カビールとカヴィヤが旅を重ねる“時間”を描くため、監督が選んだロケ地は世界有数の美景を誇るイタリア各地だった。ムカルジー監督は「恋に落ちた2人が世界を旅する。その美しいエネルギーを映像にしたかった」と語り、トスカーナの色彩豊かな景観や、ローマの名所での撮影に強いこだわりを見せている。
ローマでの撮影ではコロッセオ、スペイン広場、トレヴィの泉といった観光地でのロケを敢行し、許可取得の難しさを乗り越えて実現したと明かす。「すべてを撮影できたことは誇らしい」と監督は振り返る。振付師のボスコ・マーティスも「めまいを起こしそうなほど美しい映像がそろった」と語り、映像美への自信をのぞかせた。
カヴィヤ役のキアラ・アドヴァニは、撮影期間を「夢みたい」と表現。「最高のタイミングで日が差し、風が吹いてきた。撮影後もここに残ってのんびりしたかった」と話すように、リラックスした雰囲気のなかでダンスシーンは作り上げられた。映像では彼女の華やかな衣装や表情も印象的で、映画のムードを象徴するパートとして仕上がっている。
軽快な音楽とイタリアの絶景を背景に、リティクとキアラが見せる甘いダンス。壮大なスパイ・アクションのなかで、ドラマとしての奥行きをもたらす重要な場面となりそうだ。

『WAR/バトル・オブ・フェイト』
2026年1月2日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
【あらすじ】
かつて国家を裏切り姿を消した伝説のスパイ、カビール。英雄から一転、いまやインド最大の脅威とみなされる彼を止めるべく、政府はインド軍の精鋭ヴィクラムを投入する。過去の出来事ですべてを失った男は、ただ一つの使命――カビールの抹殺――に突き動かされていた。対峙はやがて任務の域を超え、個人的な復讐へと変質。世界を舞台にした戦いの果てに、生き残るのは一人だけ。魂の償いを賭けた対決が描かれる。
【作品情報】
監督:アヤーン・ムカルジー(『ブラフマーストラ』)
出演:リティク・ローシャン(『バンバン!』)、NTR Jr.(『RRR』)、キアラ・アドヴァニ(『慕情のアンソロジー』)
製作年・言語ほか:2025年/インド/ヒンディー語/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:藤井美佳
配給:ツイン
公式サイト:war-movie.com
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