MOVIE MARBIE

業界初、映画バイラルメディア登場!MOVIE MARBIE(ムービーマービー)は世界中の映画のネタが満載なメディアです。映画のネタをみんなでシェアして一日をハッピーにしちゃおう。

検索

閉じる

ダーレン・アロノフスキー監督最新作、アクション・クライムムービー『コート・スティーリング』来年1月9日(金)緊急公開決定!

アカデミー賞常連の監督ダーレン・アロノフスキーが、オースティン・バトラーを主演に迎えた新作映画『コート・スティーリング』(原題:Caught Stealing)の日本公開が決定した。公開日は2026年1月9日(金)。あわせて日本版予告とポスタービジュアルも解禁されている。

物語の舞台は1998年のニューヨーク。かつてメジャーリーグのドラフト候補に挙がるほど将来を嘱望されながら、挫折によって夢を断たれたハンク(オースティン・バトラー)は、いまはバーテンダーとして働き、恋人イヴォンヌ(ゾーイ・クラヴィッツ)とささやかな日常を送っている。そんなある日、同じアパートに暮らす風変わりな隣人ラス(マット・スミス)から「ネコの世話をしてほしい」と頼まれたことをきっかけに、事態は一気に転がり始める。

ネコを預かったのも束の間、ロシア系ギャング、ユダヤ系の組織、プエルトリコ系マフィア、さらにはNY市警までもがハンクのもとに押し寄せ、暴力と脅しが渦巻く悪夢のような日々が始まる。やがてその騒動の裏に、裏社会の大金を巡る事件があることを知るが、すでに後戻りはできない。警察に助けを求めながら逃げ続けるなかで取り返しのつかない悲劇が起こり、追い詰められたハンクは、自分を巻き込んだ隣人やマフィアたちへの反撃を決意する。

タイトルにある“コート・スティーリング”は、野球の「盗塁失敗」を意味する言葉で、「チャンスをつかもうとして失敗すること」を象徴的に示す。メジャーリーガーへの道を断たれた過去を持つ主人公が、再び大きな勝負に巻き込まれていく本作では、この野球用語が物語とどのように結びついていくのかも見どころになりそうだ。

本作は、ソニー・ピクチャーズ映画公式SNSで告知されていた「会場に行くまで作品タイトルが明かされない“謎試写”」企画で、日本初上映が行われた作品でもある。ネット上では事前に「どの新作なのか」をめぐる予想が飛び交っていたが、11月13日に実施された上映で本作のタイトルと日本公開情報が解禁された。

監督を務めるダーレン・アロノフスキーは、『ブラック・スワン』でアカデミー賞監督賞にノミネートされ、『ザ・ホエール』では主要部門2部門受賞に導いた実績を持つフィルムメーカー。商業性と作家性を両立させた作品で知られ、ときに賛否を呼ぶ問題作も送り出してきた。本作では、90年代末のニューヨークの裏社会を舞台に、ハードボイルドな犯罪劇をクールかつスリリングに描き出す。

主人公ハンクを演じるのは、『エルヴィス』でアカデミー賞主演男優賞候補となり、『デューン 砂の惑星 PART2』『エディントンへようこそ』など話題作への出演が続くオースティン・バトラー。彼を支える刑事役でレジーナ・キング、恋人イヴォンヌ役でゾーイ・クラヴィッツ、隣人ラス役でマット・スミスが出演するほか、リーヴ・シュレイバー、ヴィンセント・ドノフリオらベテラン勢も集結。さらに、シンガーとして世界的に知られるバッド・バニーことベニート・マルティネス・オカシオもマフィアの一人として参加しており、キャスト面でも注目を集めそうだ。

『コート・スティーリング』
2026年1月9日(金)全国の映画にて公開!

出演:オースティン・バトラー、レジーナ・キング、ゾーイ・クラヴィッツ、マット・スミス、リーヴ・シュレイバー、ヴィンセント・ドノフリオ、ベニート・マルティネス・オカシオ

監督:ダーレン・アロノフスキー
原作・脚本:チャーリー・ヒューストン
製作:ジェレミー・ドーソン、ディラン・ゴールデン、アリ・ハンデル、ダーレン・アロノフスキー
製作総指揮:チャーリー・ヒューストン、アン・ルーク

公式サイト:https://caught-stealing.jp