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押井守×天野喜孝によるアニメ『天使のたまご』（1985）が、4Kリマスター版として劇場に戻ってくる。『天使のたまご 4Kリマスター』は11月14日（金）よりドルビーシネマ限定で先行公開、11月21日（金）から全国順次公開される（提供：徳間書店、配給：ポニーキャニオン）。この公開に合わせて、押井守監督の登壇イベントと来場者プレゼントの配布が発表された。

本作は押井守（原案・脚本・監督）と天野喜孝（原案・アートディレクション）によるオリジナル長編。静かな終末世界を舞台に、少女と少年のわずかな交流を描いた作品で、強い象徴性と美術表現で“カルト作”として語り継がれてきた。今回の4Kリマスター版は、35mm原版からのスキャンと音響の再構成により、5.1chサラウンド／Dolby Atmos対応で蘇っている。今年5月にはカンヌ国際映画祭クラシック部門でも上映された。

舞台挨拶は東京と大阪の2会場で開催。11月14日（金）は東京・丸の内ピカデリー ドルビーシネマの17:00回上映後に押井監督が登壇（MC：吉田尚記予定）。チケットは10月31日（金）22:00から劇場オンライン販売開始。11月15日（土）は大阪・T・ジョイ梅田の12:00回上映後に登壇（MC：大抜卓人予定）。こちらは11月1日（土）0:00販売開始。いずれも完売時は窓口販売なし。

あわせて、ドルビーシネマ先行公開となる11月14日（金）から、来場者特典として＜ドルビーシネマ限定＞ビジュアルボードが配布されることも決定した。天野喜孝による象徴的なビジュアルにドルビーシネマのロゴをあしらったもので、数量限定・なくなり次第終了となる。11月21日（金）からの全国公開時には第2弾特典も予定されている。

＜ドルビーシネマ限定＞ビジュアルボード

『天使のたまご 4Kリマスター』
11月14日(金)ドルビーシネマ先行公開、11月21日(金)全国順次公開

【ストーリー】
たまごを守る少女と、鳥を探す少年。忘れ去られた街で、ふたりは出会った。
水に沈んだ都市。たまごを抱えて、ひとり徘徊する少女。
ある日、奇怪な戦車から少年が降り立つ。彼は、夢で見た“鳥”を探していた。
廃墟のような街を巡りながら、言葉を交わす少女と少年。
ふたりの間にはほのかな共感が芽生えたかに見えたが—。

原案・脚本・監督：押井守
原案・アートディレクション：天野喜孝
キャスト：根津甚八、兵藤まこ
制作：スタジオディーン
提供：徳間書店／配給：ポニーキャニオン
©YOSHITAKA AMANO ©押井守・天野喜孝・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ

公式サイト：angelsegg-anime.com
公式X：@AngelsEgg_anime