『プレデター：バッドランド』エル・ファニング演じるアンドロイドの少女〈ティア〉日本版吹替版声優が早見沙織に決定！

2025.10.20

1987年の第1作以来、世界的な人気を誇る『プレデター』シリーズ。その最新作『プレデター：バッドランド』（原題：Predator: Badlands）が、2025年11月7日（金）に全国公開される。

今作はシリーズ史上初めて“プレデター自身”を主人公に据えた完全新章で、監督は『プレイ』のダン・トラクテンバーグ。過酷な環境〈バッドランド〉を舞台に、掟を破り一族から追放された若きプレデター〈デク〉の生存と成長が描かれる。

今回、新たに日本語吹替版でエル・ファニングが演じるアンドロイド〈ティア〉役を、声優の早見沙織が務めることが発表された。早見は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のつるこ役や『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ役、『SPY×FAMILY』ヨル・フォージャー役などで知られ、ファニング作品では『The Beguiled／ビガイルド欲望のめざめ』や『THE GREAT～エカチェリーナの時々真実の物語～』でも吹替を担当してきた。

今回の起用について早見は「エル・ファニングさんのInstagramで予告を拝見していて、面白そうな作品だと思っていたので、お話をいただいた時は驚きとともに嬉しかった」とコメント。自身が演じる〈ティア〉については「チャーミングなセリフも多く、楽しみながら収録できました」と語り、「プレデターとアンドロイドという異色のコンビを楽しんでほしい」と呼びかけている。〈ティア〉は、上半身しかないアンドロイドとしてバッドランドに現れ、デクに“狩り”への協力を申し出る存在。おしゃべりで陽気な性格ながら、ある目的を秘めており、物語の鍵を握るキャラクターとされている。

公開された吹替版予告映像では、ティアが「ここではプレデターじゃない、あなたは“獲物”」と語りかける場面も。これまで“狩る側”として描かれてきたプレデターが、“狩られる側”へと立場を逆転させられる構図が印象的だ。

『プレデター：バッドランド』は、シリーズの原点である“生存と誇り”というテーマを引き継ぎつつ、新たな視点で再構築されたSFアクションとして注目を集めている。

＜早見沙織コメント全文＞

・出演が決まった時の気持ち
「プレデター」シリーズの最新作に参加できるということで、光栄です。お役を任せていただく前から、エル・ファニングさんのインスタグラムで予告を拝見しており、面白そうな作品だなと思っていたので、お話をいただいたときは驚きとともに嬉しかったです。

・自身が演じるキャラクター・ティアの魅力について
今回は、プレデターが主人公となる新たな物語。その中でティアは、協力者として現れる謎のアンドロイドとして存在します。アフレコでは、ティアのチャーミングなセリフも多く、楽しみながら収録させていただきました。

・これまでの「プレデター」シリーズの印象
子供の頃に親が見ていたのをきっかけにプレデターを知ったのが最初だったと思います。ヒリヒリするような緊張感の中で、人間とプレデターの戦いが繰り広げられる姿にドキドキしました。だからこそ、圧倒的な存在であるプレデターが主人公サイドになる今作は、必見だと感じます。

・映画の公開を楽しみにしている方へのメッセージ
プレデターとアンドロイドという異色のコンビをお楽しみいただきたいです。ぜひ、劇場の大きなスクリーンでお楽しみください！