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映画『バレリーナ:The World of John Wick』故ランス・レディック 最後のインタビュー映像が公開!「ジョンが作品の魂なら、シャロンは心だろう」

映画『ジョン・ウィック』シリーズでニューヨーク・コンチネンタルホテルのコンシェルジュ、シャロンを演じたランス・レディックのインタビュー映像が公開された。レディックは2023年に60歳で亡くなっており、今回の映像はシリーズ最初で最後のオフィシャルインタビューとなる。

シャロンはシリーズを通して高い人気を誇ったキャラクターだ。紳士的な立ち居振る舞いに加え、第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』ではジョンと並んで銃撃戦を繰り広げるなど、観客の記憶に残る場面も多い。レディックの死去により、『バレリーナ:The World of John Wick』が同役における最後の出演作となった。

インタビューでレディックは、本作の脚本を初めて読んだ際にシェイクスピアの悲劇を想起したと語っている。「最初の『ジョン・ウィック』では、登場人物が文化的制約の中で個性を主張していたが、この作品ではそれが家族のレベルまで広がっている」と述べ、物語の深みを分析した。また、長年演じてきたシャロンについて「当初はミステリアスな存在だったが、次第に心を持ったキャラクターへと変わっていった。ジョンが作品の“魂”なら、シャロンは“心”だろう」と言葉を残している。

さらに、主人公イヴを演じるアナ・デ・アルマスについては「繊細な演技を演じ分けられる稀有な俳優」と評価。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』での彼女のアクションに触れつつ、本作での存在感に期待を寄せた。劇中ではイヴがコンチネンタルを訪れ、シャロンと対峙する場面も描かれるという。

『バレリーナ:The World of John Wick』は、シリーズ第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』と同時期を舞台に展開するスピンオフ作品。孤児から暗殺者を育成する組織ルスカ・ロマに育てられたイヴが、父の復讐を果たすため裏社会に挑む姿を描く。監督はレン・ワイズマン、製作はチャド・スタエルスキ。主演のアナ・デ・アルマスのほか、イアン・マクシェーン、アンジェリカ・ヒューストン、ノーマン・リーダス、キアヌ・リーブスらが出演する。

試写会では満足度98%を記録するなど高い評価を集めており、シリーズ本編に続く新たな一章として注目を浴びている。シャロン役を通じて観客に深い印象を残したレディックの言葉は、最後のインタビュー映像としてファンの胸に響くものとなりそうだ。

『バレリーナ:The World of John Wick』
8月22日(金) 復讐は伝播する

【ストーリー】
孤児を集めて暗殺者とバレリーナを養成するロシア系犯罪組織:ルスカ・ロマ。裏社会に轟く伝説の殺し屋:ジョン・ウィックを生み出した組織で殺しのテクニックを磨いたイヴは、幼い頃に殺された父親の復讐に立ち上がる。しかし、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる…

監督:レン・ワイズマン『ダイ・ハード4.0』 製作:チャド・スタエルスキ『ジョン・ウィック』シリーズ
出演:アナ・デ・アルマス、ノーマン・リーダス、アンジェリカ・ヒューストン、ガブリエル・バーン、キアヌ・リーブス ほか
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
2025/アメリカ/原題:From the World of John Wick: Ballerina
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公式HP:Ballerina-jwmovie.jp
X:@ballerina_jw
instagram:ballerina_jw