【レコメン広場】映画『バレリーナ』公開記念!「俺たちのジョン・ウィック」 Vol.2 特別編:コスプレと共に歩んだ熱狂の10年──「ジョン・ウィックこそ人生の教科書!」
『バレリーナ:The World of John Wick』の公開を記念し、ムービーマービーでは「俺たちのジョン・ウィック」と題して読者の声を募集しました。
今回はその中から、シリーズと共に歩んできたあるファンの熱い投稿をご紹介します!
スクリーンの中のジョン・ウィックは、アクションヒーローであると同時に“人生の教科書”でもありました。
三組ミミミ さんの投稿
「ジョン・ウィックこそ人生の教科書」
“2014年、初作『JOHN WICK』が公開されました。
その時、長年自分が敬愛するキアヌ・リーブスがアクションの舞台に帰ってきた!と胸が踊りました。
そして劇場で作品を観賞すると、そのストーリーやジョンの生き様、ガン・フーをはじめとした激しいアクションに釘付けになりました。
そしてコンチネンタルホテルやユニークな殺し屋達の世界観は斬新でした。
マーカスやオーレリオなどのジョンを知る友人たちや、ヴィゴの反応は、ババヤガの伝説と人柄を表していました。
しかし世の中ではまだまだ「ジョン・ウィック」を観た人は少なく、自分は多くの人にこの素晴らしい映画を観てほしい!と思い、翌年からコスプレを始めました。
2017年、次作『JOHN WICK 2』が公開されました。
その時、自分は人生の苦境に立たされており、仕事も家も失ってホームレスの状態でした。
まさに作中でサンティーノに自宅を吹き飛ばされたジョナサンと同じ境遇にありました。ウィンストン、シャロン、バワリー・キングなどの友の助けを借りて、立ち上がるジョナサンに強い共感を覚えました。
自分の中でジョン・ウィックは、憧れから自分の目指す生き様に変わりました。
キアヌがこの作品で見せたカー・フーやアクションはより洗礼されており、チャンバーチェックなどのアクションは最高に魅力的なものでした。
チャド監督はネオンライトなどを使い、更にジョン・ウィックの世界観を掘り下げました。
自分のジョン・ウィックのコスプレに気付く人が僅かにだけ増えました。
2019年、『JOHN WICK 3 パラベラム』が公開されました。
この作品はジョン・ウィックの世界観とアクションを完全に次のステージに登らせました。
もはや誰もが映画館にジョン・ウィックを観に行かねばと思わされる作品になっていました。
ナイ・フー、マー・フー、ドッグ・フーと立て続けに観たこともない様なアクションの連続、映画界に衝撃が走りました。
そしてついにコンチネンタルホテルの聖域指定解除や首席連合部隊の防弾装備や『ザ・レイド』俳優の起用など、アクション映画の次元が変わったのです。
その中でキアヌが魅せる多くを語らないジョナサンの複雑で必死な生き抜く力は何度も勇気をくれました。
自分のコスプレも武器が進化し、一緒にやりたいという友達も出来るようになりました。
2023年、ついに最終作『JOHN WICK 4 コンセクエンス』が公開されました。
この映画はもはやアクション映画の中では異常の域に達しました。
コロナ禍を明けた全世界が公開を待ち望んでいた作品でした、もはやジョン・ウィックを知らない映画ファンは居ませんでした。
真田広之、ドニー・イェン、などの大物アクション俳優も加わり、誰もが観たことないアクションの長尺を3時間近くにわたり見せられました。
作品の世界観とお約束のファンサービスに、胃もたれする程のアクション、しかしそれでも消えない作品の初代のテーマへの原点回帰がありました。
なぜジョン・ウィックはこれほどまでにボロボロになっても戦い続けるのか、圧倒的不利な状況にも立ち向かえるほど友人に恵まれるのか、妻との思い出を忘れないため、妻を愛した夫として生きたかった、その思いが詰まっていました。
最後にウィンストンとジョナサンの間で交わされる「なんという美しい朝焼けだ」というやりとりに、殺し合いの闇の世界で生きてきた者たちがすべてを失くして戦いきった時に、初めて朝日の美しさに気付くシーンに涙が出ました。
本当にこの作品の決着を見届けられた事は自分の映画人生の中で最高の喜びとなりました。
そして、自分のジョン・ウィックのコスプレもそれにふさわしいものを表現したくなり、東京コミコンのステージで本物のアクション俳優の方々とタッグを組み、「ジョン・ウィックらしい」嘘のない生のアクションを披露しました。もはや多くのジョン・ウィックファンに認めていただけるようになり、キアヌ・リーブスの吹き替えを担当する声優の森川智之さんや、ミリタリー漫画家の野上武志先生、などにも認めていただくなど身に余る光栄な体験をしました。
自分はジョン・ウィックではありません。
しかし、「キアヌ・リーブスという俳優の演技と魅力を多くの人に知ってもらいたい」「ジョン・ウィックという男の生き様を見習って生きていきたい」と心から思っております。
これからも彼の様に、信念を貫く人生を歩みながら、素晴らしいアクション映画であるジョン・ウィックシリーズを応援していきたいと思っております。
映画『バレリーナ』公開、本当におめでとうございます!
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8月22日(金) 復讐は伝播する
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監督:レン・ワイズマン『ダイ・ハード4.0』 製作:チャド・スタエルスキ『ジョン・ウィック』シリーズ
出演:アナ・デ・アルマス、ノーマン・リーダス、アンジェリカ・ヒューストン、ガブリエル・バーン、キアヌ・リーブス ほか
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
2025/アメリカ/原題:From the World of John Wick: Ballerina
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公式HP:Ballerina-jwmovie.jp
X:@ballerina_jw
instagram:ballerina_jw
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