マーベル最新作『ファンタスティック４：ファースト・ステップ』レトロフューチャーな最新映像＆日本版ポスター＆キャラクターポスター解禁！

2025.07.14

マーベル・スタジオが新たに手がける『ファンタスティック４：ファースト・ステップ』が、7月25日（金）に日米同時公開される。これに先がけて、最新映像および日本版ポスター、キャラクターポスター5種が解禁された。本作は、これまで20世紀フォックスによって映像化されてきた“ファンタスティック・フォー”を、マーベル・スタジオが初めて再構築する作品であり、過去シリーズやMCU作品の予備知識がなくても楽しめる“ファースト・ステップ”として位置づけられている。

監督は『ワンダヴィジョン』などで知られるマット・シャクマン。キャストには、ペドロ・パスカル（ミスター・ファンタスティック）、ヴァネッサ・カービー（インビジブル・ウーマン）、ジョセフ・クイン（ヒューマン・トーチ）、エボン・モス＝バクラック（ザ・シング）といった実力派俳優陣が揃った。リード・リチャーズを中心に、家族のような絆で結ばれた4人のヒーローが、宇宙からの脅威に立ち向かう姿が描かれる。

公開された最新映像は、クラシックなTV番組を彷彿とさせる“レトロフューチャー”なスタイルで始まり、4人のキャラクターの能力や個性をユーモラスかつテンポよく紹介する構成。科学実験を行うミスター・ファンタスティック、炎をまとって飛行するヒューマン・トーチ、姿を消して現れるインビジブル・ウーマン、巨大な船を引くザ・シングと、各キャラクターの特性が視覚的にわかりやすく盛り込まれている。終盤では、シルバーサーファーの登場とともに、宇宙神ギャラクタスの影が示され、スケール感のある展開を予感させる内容となっている。

あわせて公開された日本版ポスターには、街中で能力を発揮しながら戦うファンタスティック４の姿が描かれ、沿道には彼らを見守る市民たちの姿も。背景には空を舞うシルバーサーファーのシルエットも浮かび、ヒーローチームとしての存在感と人々との距離感が印象的に表現されている。また、ミスター・ファンタスティック、インビジブル・ウーマン、ヒューマン・トーチ、ザ・シングに加え、サポートロボット・ハービー（H.E.R.B.I.E.）のキャラクターポスターも公開され、それぞれの役割と個性を視覚的に強調するビジュアルとなっている。

本作では“ヒーローとしての戦い”に加えて、“家族としてのドラマ”も大きな軸となる。リードとスーの関係、スーとジョニーの姉弟関係、リードとベンの友情といった人間関係が、物語の中で重要な意味を持つ。また、“新たな命”の存在も示唆されており、単なるアクション映画にとどまらない構成が期待される。『ファンタスティック４：ファースト・ステップ』は、2026年に始動予定の新たな『アベンジャーズ』シリーズにもつながる作品として位置づけられており、今後のマーベル・ユニバースを牽引する鍵を握る一本となりそうだ。