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【連載】推し活女子が語る、この俳優が気になる!Vol.3「眞栄田郷敦」キャリア5年を疑うほどオーラのある俳優!

推し活女子が語る、この俳優が気になる! 文:Nami

俳優推し活歴10年、日々求めているのは推しの最新情報。朝起きたらまず推しの名前を検索することが日課の筆者が、気になる俳優さんを出演作と交えて紹介させていただきます!

ドラマや映画が好きな筆者には、定期的に気になる俳優が現れます。そして、その人のことを知りたい症候群になり、過去の推しを漁りまくる日々になる習性があります。推し活をされている方は、過去の映画やドラマ、動画やインタビュー記事など隅から隅まで若かりし推しを漁った経験があるのではないでしょうか。覚えのある方は、きっと同士です(笑)そんな筆者が、これまで漁ってきた俳優やこれから知りたいと思う俳優を独自にピックアップしていこうと思います!

今回ご紹介するのは、キャリア5年であることを疑うほどオーラのある俳優・眞栄田郷敦さんです!

 

先月公開の映画『ブルーピリオド』で主演を務めているほか、昨年2023年には大河ドラマ「どうする家康」や映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』などの話題作に出演するなど、とにかく勢いが止まらない郷敦さん。今回は、そんな超加速ブレイク中の郷敦さんの魅力を出演作品とともにご紹介します!※ちなみに郷敦さんとは同世代の筆者。テレビで同世代の方が活躍していると刺激を受けるってことありますよね。筆者はまさしく、郷敦さんに沢山刺激をもらっています。その輝きが、ときに強烈に眩しく感じることもありますが、自分も頑張らないと!と勝手に力を貰っています。ありがとう、郷敦さん。

デビュー1作目にしていきなりキーパーソンを熱演!映画『小さな恋のうた』

繊細な芝居に惹かれる・・・デビュー作というと、日本では初々しさだけでOK的な風潮を感じる中、郷敦さんは初々しさだけでは終わりませんでした。むしろ、初々しさよりも繊細な表現が際立つ!フェンス越しの少女にイヤホンの片方を渡し、一緒に音楽を聴くときの儚げな表情。この表情を見て思いました、「これはブレイク確定だ!」と。その後の活躍は、皆さんもご存知の通りです。本作は、沖縄の小さな街を舞台に高校生バンドがある出来事をきっかけに行く先を見失うなか、1曲のデモテープを米軍基地に住む少女に聴かせるため立ち上がるという物語。郷敦さんは、佐野勇斗さん演じる主人公と共に活動するバンドメンバーであり物語を大きく左右するキーパーソンの役を演じています。

出演秘話には、兄の真剣佑さんから「一回やってみな」というアドバイスをきっかけに出演を決めたそうです!さらには父・千葉真一さんの演技指導もあったとか。役者の先輩でもあるご家族のサポートがあったなんて素敵ですよね。このデビュー作の公開後、ドラマの花形枠である日曜劇場「ノーサイドゲーム」(2019)や、「私の家政夫ナギサさん」(2020)など話題作に続々と出演、さらに2021年には雑誌「日経トレンディ」が選ぶ“来年の顔”にも選出されるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでスターへと駆け上がっていく郷敦さん。その勢いは止まることなく、どんどん加速していくのが郷敦さんの何よりも凄いところです!

『小さな恋のうた』(2019)

あっという間に人気俳優へ成長!映画『東京リベンジャーズ』シリーズ、ドラマ「プロミス・シンデレラ」

出演作品を振り返ると、出演作のヒット打率が高いこと!これも俳優さんの一つの才能ですよね。2021年には、 大人気コミックを実写化した映画『東京リベンジャーズ』に出演。人気キャラクターの三ツ谷隆を演じ、原作再現度の高さに絶賛の声が集まりました。筆者は片方だけ広角を上げて余裕のある笑みをする表情が好きです。あと、服を着ているとスラッとして見えるのに脱ぐと誰よりも筋肉がムキムキなのもギャップが凄くて映画館で声が出そうになりました。銀髪ビジュアルや佇まいといった外的な説得力と、芝居という内的な説得力。どちらも兼ね備えた若手俳優さんはあまりいないのでは?

『東京リベンジャーズ』(2021)

そんな郷敦さんは、ドラマ「プロミス・シンデレラ」で本格的なブレイクを果たします!ドラマが放送されたTBS火曜10時枠といえば、王道胸キュン恋愛作品が多く、この枠でのドラマ出演をきっかけにブレイクした俳優さんも数多くいますよね。本作で、郷敦さんの沼にハマったという方も多いのではないでしょうか!郷敦さん演じる生意気で性格に難ありの高校生・壱成が、二階堂ふみさん演じる早梅に恋をしているのに素直になれないこのもどかしさ!不器用な愛情がこれほど愛おしいものだとは!回を増すごとに壱成がどんどん可愛いく思えて仕方なかったです。ちなみに筆者が推し活をしていて思うのは、その人を可愛いと思えた瞬間に推し認定されるということです。これ、割と共感していただけるのではないでしょうか?ファンの皆さんはいかがでしょうか?そして、“かっこいい”“可愛い”の先に行くか行かないかで路線が決まっていく。それが、俳優さんの宿命でもありますよね。

「プロミス・シンデレラ」(2021)

驚異的速度で実力派俳優へ!?ドラマ「教場Ⅱ」、ドラマ「エルピス ―希望、あるいは災い―」

早い、とにかく早い!もう少しイケメン俳優売りでもいけるのに!?と思わずストップをかけたくなるほどに実力派俳優への道へと駆け進む郷敦さん。筆者が特に演技力の高さに脱帽した作品がこちらの2作品。特にドラマ「教場Ⅱ」は、度肝抜かれました。木村拓哉さん演じる警察学校教官風間の生徒・稲辺を演じた郷敦さんは、本作の役で多くの視聴者が恐怖に陥ったと話題になるほどの“怪演”を披露!特にこの場面、「先輩、床掃除手伝ってくれませんか?」と普通に話しかけて、いきなりその人を背後から襲って瞬間接着剤をつけたイヤーマフを装着させて、身体を拘束して、「瞬間接着剤、取らない方がいいよ。顔の皮膚なくなっちゃうから」って笑いながら話すシーン。突然豹変した演技を見た筆者は、とてつもなく大きな恐怖を感じたとともに郷敦さんの演技力の高さに触れて惚れちゃいましたよね。(惚れたのかい)

「教場Ⅱ」(2021)

そして「エルピス ―希望、あるいは災い―」も、郷敦さんの演技力に圧倒された作品です。若手ディレクターの岸本を演じた郷敦さんは、“目ヂカラ”のある俳優という理由で起用されたそうです!キャスティング秘話に「え!?理由そこなの?」と思った筆者ですが、本編を見るとその理由が分かります。筆者の見解ですが、本作において岸本が一番視聴者目線に近いキャラであり、岸本の“目ヂカラ”の変化によって、物語の起伏を表現していると思います。つまり、郷敦さんの“目ヂカラ”という表現が、本作の超重要ポイントというわけです!ビンビンに目ヂカラのある表情から光を宿さない目ヂカラのない表情まで、表情豊かに幅広い表現を見ることができる本作で、郷敦さんはまた一つ、実力派への道へ進んだ気がしました。そして、今後の出演作品もチェックしたいと心から思った作品でした。目ヂカラの表現を見たいという方に、第5話のファミレスで雑炊を食べるシーンをおすすめいたします。“目ヂカラ”の変化に筆者は非常に感動しました。

「エルピス-希望、あるいは災い-」(2022)

今後の活躍が楽しみになる!最新作『ブルーピリオド』

2023年に公開した『彼方の閃光』で映画初主演を果たすほか、人気漫画の実写『ゴールデンカムイ』への出演、さらに今年はドラマ『366日』で月9初出演など、とにかく映画にドラマに大活躍の郷敦さん!最新作の『ブルーピリオド』では、国内最難関の美術大学を目指す主人公の矢口八虎を演じています。もともと原作コミックのファンだった郷敦さんは、本作のクランクインの約半年前から映画の舞台にもなった「ena美術新宿」に通って、絵画の特訓をしたそうです。劇中で八虎が絵画を描くシーンは、実際に郷敦さんが描いているなんて凄いですよね!八虎の絵画への情熱と同じくらい、郷敦さんの俳優としての情熱を感じます!さらに郷敦さんは、自身も音楽のプロを目指して藝大を受験した過去があるようです。スクリーンに映る姿が八虎そのものに感じたのは、実体験をした郷敦さんだからこそ生み出せたリアルな演技があったからかもしれません!誰もが考えるであろう自分自身の将来について迷って、悩んで、決断して、、、もがきながらも自分の道を歩む八虎にとても背中を押されたと同時に、八虎のように真っ直ぐに歩む郷敦さんを心の底から応援したいと思いました。

『ブルーピリオド』(2024)

 

さて、郷敦さんの魅力を作品を通してご紹介させていただきましたが、皆さんいかがでしたでしょうか!今回取り上げた作品だけでも、大人気キャラの実写キャラから素朴な青年まで、郷敦さんの演じる役の幅の広さとポテンシャルの高さをひしひしと感じますよね!さらにアクションもできて英語もできてしまう郷敦さん無限の可能性に、俳優としてのこれからが本当に楽しみです!それでは、最後に筆者の個人的な願望をお伝えして締め括らせていただきます。

 “闇堕ちした悲しき悪役を演じる郷敦さんが、いつか見れますように。”

今回も長々と読んでくださりありがとうございました!

 

『ブルーピリオド』
2024年8月9日(金)公開

【キャスト】
眞栄田郷敦
高橋文哉 板垣李光人 桜田ひより
中島セナ 秋谷郁甫 兵頭功海 三浦誠己 やす(ずん)
石田ひかり 江口のりこ
薬師丸ひろ子

【スタッフ】
原作:山口つばさ 『ブルーピリオド』(講談社「月刊アフタヌーン」連載)
監督:萩原健太郎
脚本:吉田玲子
音楽:小島裕規 “ #Yaffle ”
主題歌:WurtS「NOISE」(EMI Records / W’s Project)
製作:映画「ブルーピリオド」製作委員会
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ワーナー・ブラザース映画
©山口つばさ/講談社 ©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/blueperiod-moviejp/

 

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