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黒沢清”映画の中の三大怖いものを詰め込んだ”話題作『Chime』が劇場上映決定!

映画館「Stranger」初の配給作品として、黒沢清監督の映画『Chime』の劇場上映が決定した。

本作は、メディア配信プラットフォームRoadsteadオリジナル作品第一弾として「自由に作品を制作してほしい」というオーダーから作られた黒沢清監督の初の中編作品。プロジェクトの中では、限定販売と並行して劇場公開も予定をしており、今回8月2日より映画館「Stranger」にて上映される。

「映画の中の三大怖いものを詰め込んだ」という本作は、今年の第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に出品され場内ではスタンディングオベーションを浴び、話題を呼んだ。

世界的に注目を集めることになった『CURE キュア』(1997)をはじめ、黒沢監督の初期作品である『カリスマ』『蛇の道』『蜘蛛の瞳』の原点を彷彿とさせる現代の“いびつ”さが全編にわたって描かれている。

『Chime』
8月2日(金)よりStranger 他全国順次劇場上映

【ストーリー】
料理教室の講師として働いている松岡卓司(吉岡睦雄)。ある日、レッスン中に生徒の1人、田代一郎が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」と、不思議なことを言い出す。事務員の間でも、田代は少し変わっていると言われているが、松岡は気にすることなく接していた。しかし別の日の教室で、田代が今度は「僕の脳の半分は入れ替えられて、機械なんです」と言い出し、それを証明するために驚くべき行動に出る。田代の一件後のある日、松岡は若い女性の生徒・菱田明美を教えていた。淡々とレッスンを続ける松岡だったが、丸鶏が気持ち悪いと文句を言う明美に、彼は──。松岡の身にいったい何が起きたのか。料理教室で、松岡の自宅で、ありふれた日常に異様な恐怖がうごめき始めたのだった……。

監督・脚本 黒沢清
主演 吉岡睦雄
プロデューサー:川村岬、岡本英之、田中美幸
共同プロデューサー:村山えりか
製作:Roadstead
企画:Sunborn
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
(c)2023 Roadstead

公式HP:https://roadstead.io/chime/
公式X:@Chime_roadstead