『バッドボーイズ RIDE OR DIE』公開記念!渋いおっさん好きのための「イケオジポリス」特集!
ウィルスミスとマーティンローレンスが主演のバディアクション『バッドボーイズ RIDE OR DIE』が来週6/21(金)より公開されます。また来週6/17(月)は日本で警察官という職業が生まれた日を記念した“お巡りさんの日”だそうです。そこで、今回は渋いおっさんをこよなく愛する筆者が独自にセレクトした「イケオジポリス」映画の4作品をご紹介します!
映画史上、最も銃が似合う男。
『ダーティ・ハリー』クリント・イーストウッド
「渋い」という言葉はこの映画の彼のためにあると言って過言ではないでしょう。
脂の乗った若かりしクリント・イーストウッドが演じた、一匹狼のアウトロー刑事ハリー・キャラハン=ダーティ・ハリー。おじいちゃんになってからのしっとり社会派イーストウッドも良いですが、目線のギラついたマッチョなイーストウッドがスタイリッシュに愛銃「S&W 44マグナム」をぶっ放し、のさばる悪をダーティにぶちのめしていく姿が痺れるくらい格好良い。それは彼に影響され「ダーティハリー症候群」に羅漢し、現実社会の“悪”に見境なく暴力を振るう“正義”漢を生み出してしまうほど。
『荒野の用心棒』から始まるマカロニ・ウエスタンで一躍スターになったイーストウッドなので、『グラン・トリノ』公開当時は彼が懐に手を伸ばす度に客席から歓声が上がったようで、彼がリボルバーを構えればビシッと西部劇スタイルに様変わり。映画史上、最も銃が似合う俳優がクズの悪党どもを容赦無く撃ちまくる、ジャンキーな快感に酔いしれましょう。
出演者:クリント・イーストウッド、アンディ・ロビンソン
監督・製作:ドン・シーゲル
製作総指揮:ロバート・デイリー
原作:リタ・M・フィンク、ハリー・ジュリアン・フィンク
脚本:ディーン・リーズナー、ジョン・ミリアス、リタ・M・フィンク、ハリー・ジュリアン・フィンク
撮影:ブルース・サーティーズ
音楽:ラロ・シフリン
U-NEXTで視聴する→こちら
Prime Videoで視聴する→こちら
AppleTVで視聴する→こちら
ロバート・デ・ニーロvsアル・パチーノ。夢の共演にトキメキが止まらない!
『HEAT』アル・パチーノ
デニーロvsパチーノ。世界で一番渋い俳優二人が激突する、the・男の映画。渋みが溢れすぎて、それが大好物の筆者にとっては、もはや観るというより“摂取する”という感じで何度も観てしまう映画です。
『HEAT』といえば市街地での銃撃戦でご存知の方も多いと思いますが、デニーロとパチーノのご尊顔を拝ませてほしい筆者にとって、個人的にトキメキが止まらないのは彼ら二人の渋みを存分に堪能できる、これまた高揚感のある、緊張感の張り詰めたカフェでの会話シーン。マイケル・マン監督は対面するスター二人を一つの画面で映したくなかったようで、彼らのバストショットを交互に映すという手法をとっていますが、これがイイ。まさにバチバチの演技合戦、二人は強烈な色気を醸し出してくれてます。
『ゴッドファーザー』に始まり『スカーフェイス』や『カリートの道』といった激シブ街道を歩んできたパチーノはもちろん、『マイ・インターン』の優しい爺さんインターンを観てから『HEAT』のデニーロを観ればあまりのギャップにイチコロ間違いなしでしょう。
出演者:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ヴァル・キルマー、トム・サイズモア
監督・脚本:マイケル・マン
製作:マイケル・マン、アート・リンソン
製作総指揮:アーノン・ミルチャン、ピーター・ジャン・ブルージ
撮影:ダンテ・スピノッティ
美術:ニール・スピサック
編集:ドブ・ホウニグ、パスクァーレ・ブバ
音楽:エリオット・ゴールデンサル
U-NEXTで視聴する→こちら
Prime Videoで視聴する→こちら
AppleTVで視聴する→こちら
ディズニー+で視聴する→こちら
マイケル・ダグラス×高倉健vs松田優作!日米スターの豪華競演!
『ブラック・レイン』マイケルダグラス、高倉健
黒澤明を敬愛するリドリー・スコット御大が日本に舞い降り、映し出したのは『ブレードランナー』を彷彿とさせる、サイバーパンクでギラついた大阪のネオン街。
マイケル・ダグラス、高倉健、アンディ・ガルシア、松田優作といった日米のトップスター、渋すぎるオヤジたちがドンパチを繰り広げ、ダミ声飛び交う正真正銘、漢の任侠映画です。
ハリウッド製作のアクション映画ということで、ガッツ石松さんはじめみんな割とオーバーな演技をしているなか、朴訥な高倉健さんはただ一人、凛とした控えめな佇まいの美しさが際立っていて、これがまた渋さを振りまきまくっちゃってます。言葉が通じなくて哀愁漂いまくりのマイケル・ダグラスとのイケオジバディもアツい。
そしてこれが遺作となった松田優作のまさに「命を懸けた」怪演も必見。まるで『ダークナイト』のジョーカーのようなピエロ的存在感。これだけでも『ブラック・レイン』を観る価値があります。
出演者:マイケル・ダグラス、高倉健、アンディ・ガルシア、松田優作
監督:リドリー・スコット
製作:スタンリー・R・ジャッフェ、シェリー・ランシング
製作総指揮:クレイグ・ボロティン、ジュリー・カーカム
脚本:クレイグ・ボロティン、ウォーレン・ルイス
撮影:ヤン・デ・ボン
美術:ノリス・スペンサー
衣装:エレン・マイロニック
編集:トム・ロルフ
音楽:ハンス・ジマー
U-NEXTで視聴する→こちら
Prime Videoで視聴する→こちら
AppleTVで視聴する→こちら
令和世代でも憧れる、粋な昭和の香り漂うイケオジバディ
『あぶない刑事』舘ひろし、柴田恭兵
まさかの新作『帰ってきた あぶない刑事』が絶賛公開中ですね。「あぶない刑事」シリーズといえば、舘ひろし×柴田恭兵の洒落たイケオジバディ。昭和バブルの華やかな時代を映し、トレンディでスタイリッシュな“大人カッコイイ”を楽しめる粋なシリーズですが、この度の新作では舘ひろし、柴田恭兵は共に御年70を超えつつも未だ健在のダンディズムを振りまいてくれています。ただただ“渋カッコイイ”を追求したスタイルやファッションが斬新なこの刑事ドラマは、まさに渋いおっさんに憧れる私のような視聴者に向けた大変嬉しい映画なのです。
日本男児の憧れの的、“日本一ダンディな刑事”タカはこの歳になってもバイクを両手放しで乗りながらライフルを撃てるし、“日本一セクシーな刑事”ユージのサングラス姿は男の私でも惚れてしまうほど。私もこんなふうに歳を取りたい!…ということで、両手放しバイクと恭平走りを筆者は今日も練習中です。
出演:舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル
監督︓原廣利
脚本︓大川俊道、岡芳郎
製作プロダクション︓セントラル・アーツ
配給︓東映
いかがだったでしょうか。
映画史上屈指のイケオジポリスたちをご紹介しました。渋いイケオジにただただときめくも良し、真似するもよし、みんなでイケオジを堪能してみませんか!?
『バッドボーイズ RIDE OR DIE』
6月21日(金)より全国の映画館で公開
監督︓アディル&ビラル(『バッドボーイズ フォーライフ』、ドラマシリーズ「ミズ・マーベル」)
製作︓ジェリー・ブラッカイマー(『トップガン』『バッドボーイズ』シリーズ)、ウィル・スミス
出演︓ウィル・スミス(『メン・イン・ブラック』『バッドボーイズ』シリーズ)、マーティン・ローレンス(『バッドボーイズ』シリーズ)、ヴァネッサ・ハジェンズ
公式サイト︓https://www.badboys-movie.jp
- 【レコメン広場】「#歴代マッドマックス私の思い入れキャラ」イモータン・ジョーの息子、リクタス!『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015)
- まぁ、ひとまずアイス食べながらこれ観てよ!夏が待ちきれないあなたに贈るアニメ映画特集!