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“推し怪優”森優作と”人物描写の鬼”吉田恵輔に質問ができるチャンス!?

 

2022年の出産後、1年9ヶ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、 『空白』(21)、『愛しのアイリーン』(18)など常に独特な世界観で話題を呼んできた吉田恵輔が、オリジナル脚本でメガホンをとった映画『ミッシング』が5月17日(金)についに公開となった。皆さんは、本作に出演している森優作(もり・ゆうさく)という俳優をご存知だろうか。正直にいうと、筆者は本作を観るまで彼の存在を知らなかった…。しかし、映画を観てからというもの、あの衝撃的でリアルな演技が頭から離れず、今私の中で最も推したい俳優に急浮上してきている。

彼は今作で、石原さとみ演じる主人公・沙織里の弟・圭吾という重要な役どころを演じている。沙織里の娘が失踪する前、最後に一緒にいたのが圭吾だった。どこか常に不審な様子の圭吾は、地元のテレビ局によって犯人であるかのような放送をされてしまう。謎多き圭吾をみごとに演じ切った森の存在は、各所で本作の演技を絶賛されている石原さとみに負けないくらい強烈な印象を残している。
圭吾の些細な仕草や目線、態度の全てから、”土居圭吾”という一人の人間のこれまでの人生まで想像できるくらい、彼の存在がとにかくリアルなのだ。だからこそ気づくと彼から目を離せなくなってしまってしまう。森にしか出せない独特な存在感と不信感こそが、この作品を重厚なものにしている要素の一つだろう。

そんな私が虜になっている森が、なんと吉田恵輔監督とともに登壇するティーチイン付き上映会が、5月23日(木)にユナイテッド・シネマ豊洲にて行われる。ここまで読んでいただき、少しでも森に興味を持ってくれた方。いや、彼が怪優であることなんてとっくに知っていた!という方も、ぜひとも参加してみてはいかがだろうか。

 

チケットはこちら⇨https://www.unitedcinemas.jp/toyosu/film.php?movie=11165&from=film

 

 

 

 

『ミッシング』
絶賛公開中!

【ストーリー】
とある街で起きた幼女の失踪事件。あらゆる手を尽くすも、見つからないまま3ヶ月が過ぎていた。娘・美羽の帰りを待ち続けるも少しずつ世間の関心が薄れていくことに焦る母・沙織里は、夫・豊との温度差から、夫婦喧嘩が絶えない。唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々だった。そんな中、娘の失踪時、沙織里が推しのアイドルのライブに足を運んでいたことが知られると、ネット上で“育児放棄の母”と誹謗中傷の標的となってしまう。世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒され続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまうほど、心を失くしていく。一方、砂田には局上層部の意向で視聴率獲得の為に、沙織里や、沙織里の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。その先にある、光に———

【キャスト】
石原さとみ、青木崇高、森優作、有田麗未、小野花梨、小松和重、細川岳、カトウシンスケ、山本直寛、柳憂怜、美保純、 中村倫也

【スタッフ】
監督・脚本:吉田恵輔
音楽:世武裕子
企画:河村光庸
プロデューサー:大瀧亮、長井龍、古賀奏一郎
撮影:志田貴之
製作幹事:WOWOW
企画:スターサンズ
制作プロダクション:SS工房
配給:ワーナー・ブラザース映画
©︎2024「missing」Film Partners

公式HP:missing-movie.jp
公式X:@kokoromissing
公式Instagram:@kokoromissing #ミッシング