『ジョン・ウィック:コンセクエンス』公開記念トークショーイベントレポート!大阪コンチネンタル用心棒役の田代良徳、共感シアター稲生D&てらさわホークが登壇!
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』公開記念トークショー
出演俳優の田代良徳、共感シアター稲生D&てらさわホークが登壇!
田代「今作は格闘界のW杯」
キアヌリーヴス主演の大ヒットシリーズ4作目となる『ジョン・ウィック:コンセクエンス』がついに9月22日(金)から公開がスタートした。今回、映画公開を記念して、共感シアターでお馴染みの稲生Dと、ライターのてらさわホークが司会を務め、本作で大阪コンチネンタルの用心棒役として出演した元力士の田代良徳氏が登壇した、スペシャルトークショーがグランドシネマサンシャイン池袋のIMAXシアターにて開催された。当日はJW製作の裏側を知る田代氏にしか語れない、アクションレジェンドたちとの共演エピソードや、大迫力のアクションシーン撮影の裏話をユーモアたっぷりに語りつくした。
まずは世界中に熱狂的なファンを持つ『ジョン・ウィック』シリーズへの参加経緯について田代から語られると、稲生Dが「撮影前にジョン・ウィックシリーズはご覧になりましたか」と質問。田代は「チャプター2を見て、殺し屋役で出演した(元力士の)山本山が良い殺され方してるなあと。僕もジョン・ウィックに出演するとわかった時に、さあどうやって殺されるのかな」と楽しみにしていたことを振り返る。しかし、田代は「配役を知らされないままベルリンに行ったので、現地でファイトコレオグラファーの川本さんに、僕ってどういう役なんですか?と聞いたら、真田さん側ですとのことで。嬉しかったですけど、キアヌに殺されないんだ・・・、という残念な気持ちもありました。せっかくなら派手に殺されたかった」と、少ししょんぼりとした口調で語り会場の笑いを誘った。
続いては、撮影現場でのキアヌのキャラクターについて。稲生Dが「4作目ということで。異種格闘技戦みたいになってますけど、ついにドニー・イェンも参戦します。キアヌ、真田さん、ドニーと一緒の現場はどうでしたか」と聞くと、田代は「まずはドニー・イェンさんは、撮影の直前ぐらいにベルリンに入ったので、僕ら全然コミュニケーション取れてなくて。スタジオの控え室で初めてお会いしました。キアヌさんと真田さんとは4週間一緒に練習してました。初日にトレーニングスタジオに入ったら、本当に普通の、濡れた髪の、猫背のくたびれたおじさんが、常に咳払いをしていて。あの人大丈夫かなって見てたら、その人がキアヌ・リーヴスでした。」語り会場からは笑い声が上がった。稲生Dが「すごい人数の取り巻きと一緒に来たりしないんですか?」と聞くと、田代は「僕のイメージでは、誰々さん入りまーす!そこで現場スタッフの拍手が起こるみたいな。だけど実際は、誰一人挨拶しないんです。すごい静かに入ってきて静かに準備して、道着を着たら突然シャキッ!っとなる。」と、撮影現場でのキアヌの自然体なキャラクターを語った。
そして話はアクションシーンの撮影裏話へ。てらさわホークが「撮影本番の前に練習があるんですね」と聞くと、田代は「僕は5週間ベルリンに行かせてもらって、4週間は撮影なしのトレーニングでした」と。稲生Dは「ほぼほぼ練習ですね」と驚きの声。田代は「ちゃんと契約書にも書いてあるんですけど、月~金でトレーニング。土日は休み。ポツダムのスタジオに朝9時に集まってトレーニングが始まるんです。僕と住洋樹(「サンクチュアリ聖域」静内役)っていうお相撲さん二人は同じメニューで。だいたい2時間くらいで僕ら二人はハアハア言ってしまい、後ろの方でストレッチするフリをしてました(笑)すると真横で、キアヌがジョン・ウィックさながらのアクションを10何人連続とかで立ち回りしてるんですよ。それを見て「すげー!ジョン・ウィックだ!」と。10何人捌くと「おぉ〜!」と拍手が起きてました。」と振り返る。
てらさわホークが「映画の中の格闘シーンはみんなで作っていく感じなんですか」と聞くと、田代は「そうです。相撲ってどういう動きできるの?とか。初日にものすごい防具を付けたアメリカ人の大きな方がいて。「この人どこまで飛ばせるかやってみて」みたいな(笑)いきなり走っていってその人をバーンと飛ばすんですよ。それを何本もやってたいら、ちょうどその時に真田さんが入ってきて。真田さんの方から「すごいねえ。本物は違うねえ。みんなビックリしてるよ。」と言ってもらえて。そこで初めてご挨拶しました。」と当時を振り返った。
そして話しはシリーズ最新作としての今作の魅力について。稲生Dが「回を重ねてここまできて。本作をご覧になってどうでしたか?」と聞くと、田代は「自分が出てるからっていうのもあるかもしれないですけど、今回が一番すごいなと思います。今までとは違ったパターンだと思うんで。格闘界のW杯というか、もういろんな人が出てくるので、そこも見所ですし。会話してるより殺しあってるシーンの方が長いですもんね。」と語る。稲生Dも「キアヌリーヴス59歳、ドニーイェン60歳、真田広之63歳ですからね。とんでもないですよね(笑)レジェンドたちの熱い戦いが見れますからね。」と、今作がシリーズ最高傑作であることを自信満々に語った。
最後に、本作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の見どころを、田代とてらさわホークが紹介。てらさわホークは「まず大阪ですね。ジョン・ウィックがいよいよ日本にやってきた。「迷惑カケテスマナイ」と日本語で言ってますから。大阪という一つの山が、2時間49分という尺の中のどこで現れるか。そのタイミングにみなさんビックリすると思います」と語る。続いて田代は「最初から最後まで本当に詰まってる映画なので。ぜひエンドロールが終わるまで、エンドロールが終わった後も、席を立たずにお楽しみ頂きたいなと思います」と語り、トークショーは終始和やかなムードに包まれながらイベントは終了した。
イベント終了と思いきや、ここでサプライズ演出が。なんと、シネマサンシャインの佐々木武彦社長が花束を持って登場!実は田代氏と佐々木社長は、12歳の頃からの付き合いとのことで、今回のトークイベントが実現したという。
少年時代の田代氏の印象を聞くと、佐々木社長は「その頃から、まさしく気は優しくて力持ち。(ドカベンの)山田太郎みたいな感じでしたね。」と語る。田代氏は「もう中学生の頃からずっと今まで一緒で。今でもLINEする仲なんです。」と2人の関係性を語った。
【ストーリー】
裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。地下に身を潜めながら、全てを牛耳る組織:主席連合から自由になるために立ち上がった。組織内での勢力拡大を狙う若き高官、グラモン侯爵は、これまで聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、日本の友人、シマヅの協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れた…
【キャスト】
キアヌ・リーブス ドニー・イェン ビル・スカルスガルド ローレンス・フィッシュバーン 真田広之 リナ・サワヤマ ほか
【スタッフ】
監督:チャド・スタエルスキ
配給:ポニーキャニオン
原題:JOHN WICK:CHAPTER4(2023/アメリカ)
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9月22日(金)全国公開
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