【海外ニュース】『バッドボーイズ』4作目製作決定。ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが自ら発表！

2023.02.06

ウィル・スミスが自身のインスタグラムに投稿した動画内で、代表作である『バッドボーイズ』シリーズ4作目の製作が決まったことを明らかにした。

動画はスミスが自分で持ったカメラで撮られており、車でドライブしながら向かった先はローレンスの自宅。再会した2人は、「ついにこの時が来た、正式な発表だ！」と大はしゃぎだ。指を4本立てながら「“バッドボーイズ 4(フォー)ライフ”だぜ！」と叫ぶスミスに、マーティンから「でもそれもうやったよな」と冷静なツッコミ。そう、『バッドボーイズフォー・ライフ』はひとつ前の3作目のタイトルなのだ(ちなみに、2作目のタイトルは『バッドボーイズ 2バッド』で、「too bad(悪すぎ)」にかけているのだが、これは邦題だけで原題はシンプルに『Bad Boys II』)。2人は気を取り直し、再度「まあとにかく、4作目だ！」と騒ぐところで動画は終わっている。

ウィル・スミスと言えば、約1年前のアカデミー賞授賞式でのクリス・ロック平手打ち事件がまだ記憶に新しい。スミスはペナルティとして、今後10年間は授賞式他関連イベントに出席できなくなってしまった(賞へのノミネートや受賞自体は可能)。また『バッドボーイズ』4作目の監督を務めるのは、前作から引き続きアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーのコンビだ。彼らは昨年の夏にDC映画『Batgirl(原題)』に取りかかっていたが、上層部の決断により作品がお蔵入りとなってしまった。しかも米Deadlineによれば、その一報が本人らの耳に入ったのはエル・アルビの結婚式の直後だったという。さらについ先日には、DCスタジオの共同CEOピーター・サフランに、お蔵入りの理由について「(クオリティ的に)リリースできる状態ではなかったから」とダメ押しされたばかり。

どん底を経験したスミスとエル・アルビ&ファラー。とは言え、『バッドボーイズフォー・ライフ』は『バッドボーイズ2バッド』から17年ぶりの続編だったのにもかかわらず、4億2650万ドルというシリーズ中最高の興行成績を残した。何とこれは、1作目と2作目の合計成績をも超えた数字だ。加えて、同作は批評的にも成功した。彼ら(もちろんローレンスは別として)がド派手に汚名返上してくれることを願おう。