巨匠ジェームズ・キャメロンが来日!『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』来日記者会見で続編の構想を語る!
巨匠ジェームズ・キャメロンが来日!
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
来日記者会見で続編の構想を語る!
全世界歴代興行収入第1位に輝き、それまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』。前作から13年ぶりの新作となる第2弾『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が12月16日(金)からついに全世界同時公開される。今回、本作のワールドツアーの一環として、映画の頂点を極めたジェームズ・キャメロン監督が10年8ヶ月ぶりにキャストのサム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、プロデューサーのジョン・ランドーらと共に来日。映画の世界観にちなみ、都内の水族館「マクセル アクアパーク品川」にて<ウォーター・フロント来日記者会見>が実施された。
今回のイベントのために演出されたイルカショーでスタートした来日会見、海洋マニアのキャメロン監督は大興奮の様子で「とても素晴らしかった!イルカは大好きなんです。知性的で社会性があって、人とコミュニケーションが取れて学ぶことが出来る。僕の映画に出演したかったら、どうぞ!」と笑顔で出演のオファーをした。
先日、英ロンドンで開催されたワールドプレミア以降、各国のメディアから絶賛の声が挙がっている本作。キャメロン監督は「ワールドプレミアでは良い反響を頂いて大変うれしく思っています。私たちは5年間この作品に携わっていますが、実際に本作がどういう形で影響を与えるのか分かりませんでした。希望としては皆さんが感動して、そして美しい世界を楽しんでもらいたいと思っています。1作目のファンの方が期待されているようなことも出てきますが、それ以上の感動的な旅路に出て頂けると思っています。」と本作の出来に自信を見せた。
本作では、惑星パンドラを舞台に、元海兵隊員ジェイクとナヴィ族のネイティリ、さらに子供たちを交えた家族の物語が描かれる。ジェイク役のワーシントンは「今作は2人のラブストーリーのさらに先の物語という事で子供たちが登場します。若い人たちの目を通して、いろいろなストーリーを体験してほしいと思います」とコメントした。
ネイティリ役のサルダナは「ジェイクとネイティリは、家族を持ったことで、さらに危険なことが迫ってきます。そして私自身、ネイティリも母親になる前は恐れを知りませんでした。けれど、実際に母親になると恐怖というものを感じるようになりました。自身よりも深く愛する者たちが出来ると、彼らのことを常に心配してしまうんです。今作は、家族を描くことでより感情的な作品になっていると思います。」と話した。
前作ではグレイス・オーガスティン博士を演じたシガニーは、今作ではナヴィ族の14歳の少女・キリとして出演する。前作との撮影環境の違いについて聞かれると、「黒いスーツを着てマーカーを付けてパフォーマンスキャプチャーで演技をしましたが、ストーリー自体は非常に俳優中心でした。私たちはキャラクターのエッセンスを演じればよかったんです。今回はチャレンジングな役でしたが、自分の14歳の頃を思い出し、子供たちをたくさん観察した」と振り返り、「もし今、ここにキリがいたらイルカショーをものすごく楽しんだと思う」と頬をゆるませた。
前作ではジェイクらと敵対したクオリッチ大佐を演じ、今作では人間からナヴィに転身したラングは「キリは柔らかい光を放つキャラクターです。ジェイク・サリーとネイティリからはもっとすごい光があふれ出ています。その光を目立たせるためには暗闇が必要。私が演じたクオリッチという役はまさにその暗さを象徴しています。光と暗闇がどのように作用していくのか、ぜひこの冒険を楽しんでほしい。」と本作アピールした。
またキャメロンは「今作を含めてパート5まで構想があります。私たちはパンドラがどんなところなのか。その世界観、文化、そこに棲むクリーチャーたち、すべてを準備してきました。今回は続編の第1章です。ここからより大きな物語につながっていきます。今日ここに4名(サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング)の素晴らしい役者がいますが、この後の続編にも出演します。13年はかかりませんが、2年おきにお届けできたらと思っています。」と、今後のシリーズ展開についてもコメントした。
映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は12月16日(金)から劇場公開となる。
【ストーリー】
舞台は第1作目から約10年後、地球からはるか彼方の神秘の星・パンドラの世界。元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)とパンドラの先住民ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の子供たちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた。
【キャスト】
サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ/シガーニー・ウィーバー他
【スタッフ】
監督・製作・脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ジョン・ランドー
12月16日(金)劇場公開
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