第114回:『トップガン マーヴェリック』|この映画を作ったすべての人に「ありがとう」。大ヒットを勝手にお祝いするトップガンケーキ!【瀬田ミナコのシネまんぷく】
共感シアターでもお馴染み、女優の瀬田ミナコによる連載コラム。毎回「映画」と「食」をテーマに、ゆるゆるとお届けします!
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■今回の映画:『トップガン マーヴェリック』(2022)
今回は大ヒット公開中の映画『トップガン マーヴェリック』です。
公開延期に次ぐ延期を経て、「ついに『トップガン』の続編が劇場で観られる!」という事で、公開されてすぐにIMAXと4DXで観に行ったのですが、もう最高でした!!
直ちに感想を書きたかったのですが、勢い余ってネタバレしそうだったので、公開から時間が経つのを待っていた次第です。
という訳で、今回は本編の内容にもがっつり触れた感想を綴っていきます。まだ映画を観ておらず「ネタバレは嫌だ!」という方はご注意ください。
『トップガン マーヴェリック』は、1986年に公開された映画『トップガン』の36年ぶりとなる続編でトム・クルーズとヴァル・キルマーが前作に引き続き出演しています。予定よりも、5回と約3年の公開延期を経て日米同時公開となりました。
物語の主人公は前作に引き続き、トム・クルーズ演じるピート・“マーヴェリック”・ミッチェルです。数々の功績をあげながらも未だにアメリカ海軍「大佐」のマーヴェリック。
冒頭から相変わらずの破天荒な勤務ぶり。彼は超危険な極秘ミッションを成功させるべく、トップガンへ呼び戻されるのですが、その役目は若いパイロットたちの教官という立場でした。
かつての相棒、グースの息子であるルースターを含めた若者たちに指導を始めますが、あまりに困難なミッションにパイロットたちは大苦戦。さらにマーヴェリックとルースターは過去の出来事を引きずっており、互いの関係を修復できないまま時間が過ぎていきます。
マーヴェリックは犠牲者を出さず、ミッションを成功させる事ができるのでしょうか!?
本当に最高の映画でした!非の打ち所がない。
「これぞ映画だ!!」と見せつけられました。
中途半端な続編を作らず、「このタイミングで最高の続編を作ってくれてありがとう」と言いたいです!
一作目の『トップガン』は1986年製作の映画なので、私は生まれてもおらず世代ではありませんし、すごく思い入れのある映画という訳ではなかったのですが、今回『トップガン マーヴェリック』を観たことで、二作とも自分の中で特別なものになった気がします。
前作の流れをきちんと汲みつつ、現代ならではのストーリー展開になっていたのがすごく良かったです。
36年前に劇場で『トップガン』を観た世代の人は懐かしくて泣いちゃうシーンも多いのではないでしょうか?私ですら、デンジャー・ゾーンが聞こえ、トムがワッペンのいっぱいついたジャケットを着たりするだけで胸が熱くなりました。
さらにアイスマンの登場!トム演じるマーヴェリックが空を飛び続けて生きてきたように、アイスマンもそれと同じだけの人生をそれぞれ歩んできたのだと思うと、映画では細かく描かれていませんが、ずっと続いてきた二人の友情の重みを感じました。
そして私の一番好きなシーンは、チームみんなでビーチでフットボールをしているシーンです。
前作でも同じように皆でビーチでスポーツをしていましたね。このシーンが本当に美しく、若者が夕日に照らされながら遊んでいる姿はなんだか天国のようです。
そしてキャストの皆さんはこのシーンに合わせて体を作り、それはそれは凄いマッチョなボディになっているんですが、その中に混ざっても全然違和感のないトム・クルーズ。凄すぎます。
映画を観る前は「やっぱトムも老けたなぁ…」なんて思っていましたが、前言撤回。映画の中のトムはやっぱりスター!輝きが違いました。
彼がニコッと笑うとなんだか心がふわっと緩くなります。(笑)
うちの父と同い年なのですが、年齢とか関係なく異性として惚れてしまうカッコよさです。
何なら1986年のマーヴェリックより、今作のマーヴェリックのほうが好きなくらい素敵でした!
良かったところを語りだしたらキリがないですが、やっぱり『トップガン』の醍醐味は戦闘機に乗って繰り広げられる空中アクションですよね!
不思議なことに、観ているだけの私がGを感じたのです!いや、、、感じている訳ないのですが、そんな気がしてくるのです。そしてクネクネした渓谷を超スピードで通過するシーンは、画面に合わせて体を斜めに動かしちゃう。それくらい本当に戦闘機に乗っているような感覚になれました。
アクロバティックな動きも見せてくれるし、空であんなに自由に動けるなんて本当に憧れです。一番好きなのは急上昇からの背面急降下。フワッと身体が浮くような感覚になったし、かっこよずぎて声が出そうになりました。第五世代?の戦闘機など色んな種類の戦闘機が登場しますが、自分の知識が足りず、性能の違いにピンとこなかったのが残念でした。きっとそこが分かればもっとこの映画を楽しめた、、、。勉強して観直します!
ちなみに4DXで観ると勝手に椅子が動いてくれるのでとっても楽しかったのですが、IMAXの迫力とエンジン音が素晴らしかったので、個人的にはIMAXがお勧めです。もちろん普通のスクリーンで観ても最高に面白い映画ですが、これほどIMAX向きな映画もないと思いました。
あと、若いパイロットたちがすごく良かったです。一人一人書きたいくらいですが、今作でのアイスマン的立ち位置である、ハングマンが特に印象的です。
そしてグースの息子、ルースターは私より年上の俳優さんなのに、なんだか親戚の子供を見ているような気持ちになりました。もしくは幼馴染?なんだか心配でほっとけない感じが魅力的で、マーヴェリックとの関係がどうなるのか目が離せませんでした。
二人の最後の台詞は激アツで、泣けます!!
36年前に『トップガン』が大ヒットした時の盛り上がりや感動は味わうことが出来ませんでしたが、今『トップガン マーヴェリック』でそれを体感出来て本当に良かったです。
きっと年を取った時に「あの時の衝撃は忘れられない」と若い人に話すでしょう。ありがとう、トム。ありがとう映画を作った皆さん。
それでは『トップガン マーヴェリック』の映画メシ!
今回は大ヒットを勝手にお祝いして(笑)トップガンケーキを作ります!!
私にとって特別な映画になったので、大ヒットしていることが嬉しくてしょうがないのです。
ではさっそく作っていきます。
まずは卵を黄身と白身に分け、白身をハンドミキサーで泡立てていきます。
しっかりしたメレンゲが出来たら砂糖を加え、さらに泡立てていきます。
黄身を加えてさらに混ぜ混ぜ。
ふるった薄力粉を加えたらサッと混ぜて、溶かしたバターと牛乳を加えます。
メレンゲの泡がつぶれないように気を付けながら混ぜたら、型に流し込みます。
オーブンで焼いて(上手に焼けて良かった、、、!)
冷ましておきます。
その間にクリームとフルーツを用意します。
生クリームはバニラエッセンスと砂糖を加えてハンドミキサーで泡立てていきます。
ハーブが似合うケーキにしたかったのでちょっと固めに立ててみました。
フルーツはブルーベリーとサクランボを中心に(マーヴェリックのヘルメットのカラーをイメージしてみました)色々使います。
スポンジが冷めたらラム酒で作ったシロップを染み込ませ、クリームを塗ります。
フルーツをサンドするようにスポンジを重ね、周りにもクリームを伸ばします。
ここでトップガンのロゴ型の登場です!
印刷したロゴに合わせてクリアファイルを切り抜いておきました。
ここにココアをかけてロゴ付きケーキに!
最後にフルーツとハーブを飾って完成です!
映画に出てきたわけでもないケーキですが、大ヒット祝いにふさわしく華やかに仕上がりました。ロゴも一発勝負で不安でしたが上手くいって良かった!
ロウソクさしてみたりして。
「『トップガン マーヴェリック』大ヒットおめでとうございます!!!!」
ではいただきます。
勝手にお祝いして、勝手に食べるスタイル。(笑)
フワフワのスポンジとフルーツが美味しいですね。飾りと思って乗せたハーブも、ほんのりケーキに香りが移って爽やかな味わいになっています!
ロゴの部分は包丁を入れるのがもったいない。ロゴがないとただのケーキになっちゃいますからね。最後に食べることにします!
まだまだこの後も大ヒットが続きますように!いや続くでしょう!
ごちそうさまでした!
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今回取り上げた作品はコチラ!
『トップガン マーヴェリック』(2022)
<キャスト>
トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・
<スタッフ>
監督:ジョセフ・コシンスキー『オブリビオン』
脚本:クリストファー・マッカリー『ミッション:インポッシブル:フォールアウト』
製作:ジェリー・ブラッカイマー、トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、デヴィッド・エリソン
配給:東和ピクチャーズ
(C) 2021 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved
公式サイト:https://topgunmovie.jp/
公式Twitter:@TopGunMovie.jp
公式Instagram:@TopGunMovie.jp
大ヒット上映中
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瀬田ミナコ(Acstar所属)
1996年4月3日生まれ 東京都出身
出演作品:映画「ゆずりは」「不能犯」(2018)
映画「種まく旅人~華蓮のかがやき~」全国順次公開中!!
その他:共感シアターでMCやコメンテーターとして活躍中
Acstar:http://acstar.jp/talent/minako_seta.html
Twitter:@minako_seta
Instagram:https://www.instagram.com/cinemanpuku_minako/
『瀬田ミナコのシネまんぷく』
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