【海外NEWS】クリストファー・ノーラン最新作は”原爆の父”、主演はキリアン・マーフィ!
クリストファー・ノーラン監督が「原爆の父」を描く最新作『オッペンハイマー(原題)』の主演がキリアン・マーフィに決定したと、配給のユニバーサル・ピクチャーズが発表した。映画の原作はピュリッツァー賞を受賞した「オッペンハイマー : 『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」で、ノーランが脚本を執筆する。
物語の主人公は、「原爆の父」として知られる米物理学者ロバート・オッペンハイマー。核兵器の開発に関わるも、のちに原子力の国際的コントロールのためにロビー活動を行い、さらに水素爆弾に反対した実在の人物を映画化する。
主演でオッペンハイマーを演じるのは、今年『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2021)に出演したキリアン・マーフィー。ノーラン作品の常連で『ダークナイト』3部作や『インセプション』『ダンケルク』などに出演している。スタッフは、撮影監督にホイテ・ヴァン・ホイテマ、編集にジェニファー・レイム、音楽にルートヴィッヒ・ヨーランソン、プロデューサーは妻のエマ・トーマスと『TENET テネット』のスタッフ陣が再集結する。
また今作の配給権を獲得したのはノーラン作品としては、初のユニバーサル・ピクチャーズであり、20年近くノーラン作品を製作・配給しサポートしてきたワーナーブラザース映画とは別れるかたちとなった。ノーランとワーナーブラザース映画は『TENET テネット』の公開を劇場公開か配信にするかで衝突したとされており、今回新作の配給会社の変更に至ったと報じられている。
映画は2022年初頭に撮影開始予定で、北米公開は2023年7月21日(金)を予定。
参考:
https://variety.com/2021/film/news/christopher-nolan-universal-deal-1235064461/