古きよき日本の夏を感じる懐かしさが詰まった映画4選!
“夏”という言葉を聞くとなんとなく田舎の風景だったり、半袖半ズボンの子供達が遊んでる風景、おばあちゃん家でゆっくり過ごした時間などを思い出す人は少なくはないはずです。ですが今年もコロナ禍ということで帰省できず、夏を堪能できない方も多くいるかと思います。ということで今回は映画で皆さんに”夏”を感じれる懐かしさ溢れる映画を4選ご紹介していきます!
①『ラストレター』(2020)
監督:岩井俊二
出演:松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、豊川悦司、中谷美穂、神木隆之介、福山雅治
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手紙を通して現代と過去が交差する青春ラブストーリー
ひょんなことから手紙のやりとりを始めることになり、過去の回想と現代が交互に描かれるこの作品では、劇中、帰省したおばあちゃん家でゴロゴロする子供達や、川で遊ぶ青年達、白いワンピースで田舎道を散歩する少女達など夏の懐かしさを感じる様々なシチュエーションが多く描かれており、手紙のやりとりでは、叙情的で素敵な文面が多く綴られており、甘酸っぱい気持ちになることができ懐かしさに浸るにはピッタリの映画なのでおすすめです!
②『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(2007)
監督:松岡錠司
出演:オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子、小林薫、松たか子
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母を思う息子の心情と過去の回想を描くことで感じる懐かしさ
この映画はリリー・フランキーさんの自伝小説を原作とした実話で、樹木希林さん演じるオカンがとても懐かしさを感じる母親で、オダギリジョーさん演じるボクが、オカンのことを語る言葉はどれも優しく、愛に満ち溢れている言葉ばかりで心が温かくなります。そんな中、小林薫さん演じるオトンとの数少ない思い出として描かれている、ボクのためにオトンが船の模型を作ってくれるシーンは、どこか夏らしさを感じられて印象的です!
③『歩いても 歩いても』(2008)
監督:是枝裕和
出演:阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、田中祥平、樹木希林、原田芳雄
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帰省した実家のリアルな会話劇が魅力的で懐かしさを感じれる傑作
田舎に帰省してきた阿部寛一家とそれを出迎える樹木希林さん、原田芳雄さんの哀愁漂うなんとも言えない懐かしさを思い出す雰囲気はとても心地よく、ゆっくりと時間が流れるような映画で、ぐちぐちと文句を言う樹木希林さんや、寡黙な原田芳雄さん、ぺちゃくちゃ喋り倒すYOUさんはとてもリアルな帰省の光景を見せられているようで困惑しつつも樹木希林さんの母親としての正直な心情には、グッと刺さる物があり、とても考えさせられる傑作です!
④『河童のクゥと夏休み』(2007)
監督:原恵一
出演:冨澤風斗、横川貴大、植松夏希、田中直樹、西田尚美、なぎら健壱、ゴリ
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河童のクゥと少年の友情を描く懐かしさを感じる青春映画!
義理堅い河童の子供”クゥ”とどこか素直になれないが根は優しい少年”康一”との夏休み期間の友情を描いており、河童を探しに田舎に旅に出て一緒に自転車に乗ったり、川で泳いだり、海に行ったり、夏らしさ溢れる映画です!”クゥ”を巡って好き勝手やるマスコミや、周りの友達などのいじめなどの社会問題にも風刺していたりもする中で成長していく”康一”の姿は、逞しくかっこいいです。家族の絆や優しさも感じれる温かい映画なのでこの夏にピッタリです!
いかがでしたでしょうか?
コロナ禍で遊びに行けなかったり、帰省を断念された方は数多くいるかと思います。そんな中でこの4作品を見て懐かしさや、夏を感じてもらえたら幸いです。コロナももちろんですが、夏バテや、熱中症に気をつけてお過ごし下さい!