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いよいよ2週間後!第93回アカデミー賞ノミネート作品をおさらい!

コロナ禍によって多くの映画賞や映画祭が延期や中止になっているが、第93回アカデミー賞授賞式が日本時間4月26日に開催される。コロナ禍の中で、多くの映画が公開延期や配信公開を余儀なくされたが、それでも多くの良作が世に放たれた。そんな中、先日第93回アカデミー賞のノミネートが発表された。

最多ノミネートはNetflixで配信された『Mank マンク』。10部門にノミネートを送り出した。映画史に残る名作『市民ケーン』が作られたその舞台裏を描いた作品だ。ゲイリー・オールドマン演じるハーマン・J・マンキーウィッツや、オーソン・ウェルズを始め、実在の人物が多く登場する作品だ。

アカデミー賞最有力と言われる『ノマドランド』ほか、『ファーザー』、『シカゴ7裁判』、『サウンド・オブ・メタル』、『ミナリ』が6部門ノミネートを獲得。『Judas and the Black Messiah』は5部門ノミネートだが、助演男優賞に2人の候補者を送り出した。
そしてスリラー映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』は5部門にノミネートされた。

今年のアカデミー賞では女性監督2人が監督賞にノミネートされた。『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネルと、『ノマドランド』のクロエ・ジャオである。2人の女性監督が候補入りしたのは長いアカデミー賞の歴史でも初めてのことだ。特にクロエ・ジャオは受賞最有力で、もし受賞すればアジア系女性監督初受賞という歴史的快挙となる。

そしてもう一つの注目点は主演男優賞にノミネートされたチャドウィック・ボウズマンだ。昨年8月に亡くなってしまった彼が手にした最初で最後のノミネートだ。死後にノミネートされた俳優は過去にも何人かいるが、受賞すればヒース・レジャー以来、主演男優賞ではピーター・フィンチ以来となる。多くの映画ファンが彼の受賞に期待しているだろう。

映画ファンが待ち望む1年で最も大きな映画の祭典アカデミー賞。授賞式は4月26日(日本時間)に行われる。

ノミネート一覧は下記の通り。

作品賞
『ノマドランド』
『シカゴ7裁判』
『Mank マンク』
『ファーザー』
『ミナリ』
『Judas and the Black Messiah』
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
『サウンド・オブ・メタル』

監督賞
トマス・ヴィンターベア 『アナザーラウンド』
デヴィッド・フィンチャー 『Mank マンク』
リー・アイザック・チョン 『ミナリ』
クロエ・ジャオ 『ノマドランド』
エメラルド・フェネル 『プロミシング・ヤング・ウーマン』

主演男優賞
スティーヴン・ユァン 『ミナリ』
チャドウィック・ボウズマン 『マ・レイニーのブラックボトム』
ゲイリー・オールドマン 『Mank マンク』
アンソニー・ホプキンス 『ファーザー』
リズ・アーメド 『サウンド・オブ・メタル』

主演女優賞
フランシス・マクドーマンド 『ノマドランド』
キャリー・マリガン 『プロミシング・ヤング・ウーマン』
ヴァネッサ・カービー 『私というパズル』
アンドラ・デイ 『The United States vs Billie Holiday』
ヴィオラ・デイヴィス 『マ・レイニーのブラックボトム』

助演男優賞
ダニエル・カルーヤ 『Judas and the Black Messiah』
ポール・レイシー 『サウンド・オブ・メタル』
サシャ・バロン・コーエン 『シカゴ7裁判』
レスリー・オドム・ジュニア 『あの夜、マイアミで』
ラキース・スタンフィールド 『Judas and the Black Messiah』

助演女優賞
マリア・バカローヴァ 『続・ボラット』
アマンダ・セイフライド 『Mank マンク』
ユン・ヨジュン 『ミナリ』
オリヴィア・コールマン 『ファーザー』
グレン・クローズ 『ヒルビリー・エレジー』

脚本賞
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
『ミナリ』
『Judas and the Black Messiah』
『シカゴ7裁判』
『サウンド・オブ・メタル』

脚色賞
『続・ボラット』
『ファーザー』
『ノマドランド』
『あの夜、マイアミで』
『ザ・ホワイトタイガー』

撮影賞
『Judas and the Black Messiah』
『Mank マンク』
『この茫漠たる大地で』
『ノマドランド』
『シカゴ7裁判』

編集賞
『ファーザー』
『ノマドランド』
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
『サウンド・オブ・メタル』
『シカゴ7裁判』

美術賞
『ファーザー』
『Mank マンク』
『マ・レイニーのブラックボトム』
『この茫漠たる大地で』
『TENET/テネット』

衣装デザイン賞
『Emma.』
『マ・レイニーのブラックボトム』
『Mank マンク』
『ムーラン』
『Pinocchio』

メイキャップ&ヘアスタイリング賞
『Emma.』
『ヒルビリー・エレジー』
『マ・レイニーのブラックボトム』
『Mank マンク』
『Pinocchio』

視覚効果賞
『Love and Monsters』
『ミッドナイト・スカイ』
『ムーラン』
『ゴリラのアイヴァン』
『TENET/テネット』

録音賞
『グレイハウンド』
『Mank マンク』
『この茫漠たる大地で』
『ソウルフル・ワールド』
『サウンド・オブ・メタル』

作曲賞
『ザ・ファイブ・ブラッズ』
『ミナリ』
『Mank マンク』
『ソウルフル・ワールド』
『この茫漠たる大地で』

歌曲賞
「My Home Town」(ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語)
「Fight for You」(Judas and the Black Messiah)
「Seen」(これからの人生)
「Speak Now」(あの夜、マイアミで)
「Hear My Voice」(シカゴ7裁判)

長編アニメーション映画賞
『2分の1の魔法』
『フェイフェイト月の冒険』
『ひつじのショーン』
『ソウルフル・ワールド』
『ウルフウォーカー』

国際長編映画賞
『アナザーラウンド』(デンマーク)
『少年の君』(香港)
『Collective』(ルーマニア)
『皮膚を売った男』(チュニジア)
『Quo vadis, Aida?』(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

長編ドキュメンタリー映画賞
『Collective』
『ハンディキャップ・キャンプ:障がい者運動の夜明け』
『老人スパイ』
『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』
『タイム』