【編集部が選出!】ムービーマービーアワード2020「ぜったい面白い映画」大賞 ノミネート作品⑪『1917 命をかけた伝令』
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ノミネート作品⑪『1917 命をかけた伝令』
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今回、ご紹介する映画は『1917 命をかけた伝令』です。タイトル通り、第一次世界大戦時に2人の青年兵が仲間1,600人の命を救う重要な伝令を危険な最前線に届ける物語です。今作が最も話題となったのは、全編を通してほぼカットが変わることのないワンカット撮影方法です。
上映時間119分、カメラは止まることなく2人の青年兵を追いかけていきます。そのことで私たち観客は、戦場の臨場感をリアルに味わえます。例えば、爆発や急な敵襲、緊張感を張り詰め睡眠をとる場所を探す瞬間もカメラは密着カメラのように2人を撮影します。
この撮影方法により、私たち観客は本当の戦場の怖さを知ることができます。戦場とは、どこに敵が潜んでいるか分からない場所なのです。また、目の前の小さな子供でさえも自分にとって味方なのか敵なのか分からない精神的にも追い詰められる恐怖の環境なのです。
映画やドラマでしか戦争を知らない私は、そのことに衝撃を受けました。戦争を題材にした映画やドラマで、緊迫したシーンはこの映画のように長く続きません。その後に安心するシーンなどがあることがほとんどです。しかし、本物の戦場に出てみれば生きるか死ぬか、その選択肢が常に自らの目前にある残酷な空間です。『1917 命をかけた伝令』は、全編ワンカットでこの恐怖を味わせてくれた素晴らしい映画でした!
<編集部・村上>
【ストーリー】1917年4月、フランスの西部戦線では防衛線を挟んでドイツ軍と連合国軍のにらみ合いが続き、消耗戦を繰り返していた。そんな中、若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクは、撤退したドイツ軍を追撃中のマッケンジー大佐の部隊に重要なメッセージを届ける任務を与えられる。
【キャスト】
ジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ=チャップマン ほか
【スタッフ】
監督:サム・メンデス
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