火薬量がすごい!映画を彩る凄まじい爆破シーン4選 ①『007 スペクター』/ギネスにも認定!映画史上最大の爆破とは!
現在ではCG技術が発達し、映画の爆発シーンはまるで本当に起きているように見えます。しかし、CGが発達しても時間と労力をかけて、“本物の迫力”にこだわる映画人たちはまだまだたくさんいます。そこで今週の「今夜何観る?」では一見、CGに見えるけど実は本当に爆発させている凄まじい爆破シーン映画を紹介します!
『007 スペクター』(2015)
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今回お送りする爆発映画は映画史上最大と認められた爆破シーンをもつ、ダニエル・クレイグ版ボンドの『007 スペクター』です。本作が話題になったのは、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグとボンドガールのレア・セドゥの目前で、巨大な建築物が破壊されるクライマックスシーン。規格外に大きすぎる爆破シーンは、「映画史上最大の爆破シーン」としてギネス世界記録に認定されました。
ギネスにも認定されたシーンで使われたのは8418リットルの燃料と33キロの爆薬。スケールが大きすぎてどれくらいなのか想像しにくいかもしれません。詳しく説明すると、この量を爆発するためには、爆発時に発生する爆発音と振動を事前に半径32キロメートル内の人々に警告しなければならないほどの規模だそうです。そして実際、モロッコで撮影された時、その爆音と振動は7.5秒間続きました。
たった一回の爆破ですが、規模の大きさから安全面で入念の準備が成され、スタッフが準備する時間は4時間にも及んだそう。そうして行われたたった一回限りの撮影、緊張が高まる中、無事爆発の1シーンを撮り終えた瞬間、ボンド役ダニエル・クレイグとサム・メンデス監督は抱き合うほどの満足感を見せました。ギネスにも認定された正真正銘「世界一の爆破シーン」是非、ご覧ください!
【ストーリー】
「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンドは、そこに隠された謎を追って単身メキシコ、ローマと渡っていく。その過程で悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルキア・スキアラと出会ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を突き止めるが……。
【キャスト】
ダニエル・クレイグ、モニカ・ベルッチ、レア・セドゥーほか
【スタッフ】
監督:サム・メンデス
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