「瀬田ミナコのシネまんぷく」第2回:飛び上がるほど怖いのに、最後はハッピーになれちゃうホラー映画!?『ハッピー・デス・デイ』
共感シアター「KIQ STATION」のキャスターとしてもお馴染み、女優の瀬田ミナコによる連載コラム。毎回「映画」と「食」をテーマに、ゆるゆるとお届けします!
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最近、ホラー映画が見たいのです。
ちょっと前までホラー映画見れない人間だったのですが、日本のオバケホラー以外は克服し、おもしろいと思えるようになってきました!
とはいえ、怖すぎるのは一人で見れないので。
ホラーなのに楽しい作品だよ!と友人におすすめされた『ハッピー・デス・デイ』を鑑賞しました!
ポスターにもなっているマスクがなんとも怖いです。なんでピエロにしろお人形にしろ、笑ってる方が怖んですかね。
さて、見た感想ですが、なんと!
元気になれます!題名の通り、ハッピーになりました。
夜な夜な思い出して寝れなくなるとかもないのです。(これ大切なポイント!)
が、怖い姿の奴が急に出てきたりするのでちゃんと怖いです。私は飛び上がって脚をぶつけました。怖さはバッチリかと思います!
主人公は遊びまくりの大学生でいわゆるビッチな女の子です。彼女がお誕生日に殺されてしまうのですが、死ぬと不思議と誕生日の朝に戻ってしまう、というお話です。
タイムリープして何度も何度も殺される訳です。死に方もいろいろで、刺されたり殴られたり焼かれたり。。痛そう〜
何度も何度も殺されるなんて頭おかしくなりそうですね。
最初の方こそパニックになり恐怖で取り乱していた主人公ですが、ここからの彼女の明るさがとても良いです!
逃げずに犯人を探し、毎日殺されながら明日を目指します。一度死ぬと丸一日リセットされるのでだんだん行動も大胆になってきます!男の人の前で平気でゲップもオナラもしちゃうし、全裸で学校を颯爽と歩き回りみんなの視線を浴びてご満悦。みんな忘れちゃうから何でもできちゃう(笑)
でも、「みんな忘れるからどうでもいいや」ってだけではなく、好きなものを好きなだけ食べたり、言いたいことちゃんと言ったり、お父さんと向き合ってみたりする姿は、観ている人に元気をくれます!
笑顔がとってもチャーミングで「この女優さんこんなに綺麗な人なんだ!」と物語中盤にして気がづきます。
ビッチで性格もキツく、誕生日の父親からの電話は無視。そんな彼女が死んで1日をやり直すごとにとっても素敵な子になっていくんです。
そして殺人犯はあの人だった!
私は最初すっかり騙されました!
お前だったのか〜〜!
ちなみに、なぜ死ぬと誕生日の朝に戻っちゃうのか。そこには結局触れずに映画が終わりました。怪奇現象って事でいいのかな?
続編があるので、そこで明らかになる事を期待してます!
さてさて、今回は作中のキーアイテムになってくる“バースデイケーキ”を再現しましたよ!
映画ではなかなか食べてもらえないのでケーキが可哀想でした、、可愛いのに。
カップケーキって「アメリカ」って感じがして好きです。
ケーキの上にちょっと適当?に乗せられたクリーム。一本のロウソク。
皆さんは私の作ったケーキ食べてくれますか、、?
ハッピーデスデイ!!
『ハッピー・デス・デイ』の瀬田ミナコ的評価は、、、
星3.9!!!
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今回取り上げた作品
監督:クリストファー・ランドン
主演:ジェシカ・ロース
配給:東宝東和
(C)Universal Pictures
公式サイト:https://www.universalpictures.jp/micro/happydeathday
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瀬田ミナコ(Acstar所属)
1996年4月3日生まれ 東京都出身
出演作品:映画「ゆずりは」「不能犯」(2018)、2020年初夏公開予定「種まく旅人〜華蓮(ハス)のかがやき〜」
その他:共感シアター「KIQ STATION」でキャスターとしても活躍中
Acstar:http://acstar.jp/talent/minako_seta.html
Twitter:@minako_seta
『瀬田ミナコのシネまんぷく』これまでの連載記事はこちらから!
https://moviemarbie.com/special/cinemanpuku_index/
※瀬田ミナコが出演中の「KIQ STATION」アーカイブ動画はこちら!
- 【新連載】「瀬田ミナコのシネまんぷく」第1回:バレたらどうしようのハラハラと、ホラー映画のドキドキがとまらない!『パラサイト 半地下の家族』
- 「瀬田ミナコのシネまんぷく」第3回:何度も笑って何度も涙ぐむ、とんでもない名作!『きっと、うまくいく』