シュワちゃん、ターミネーターを引退宣言!?『ターミネーター:ニュー・フェイト』来日記者会見実施!
『ターミネーター2』の正統な続編が描かれることで話題の『ターミネーター:ニュー・フェイト』が11月8日(金)より日本公開となる。
今回、本作の主要キャスト陣が来日し、T-800役のアーノルド・シュワルツェネッガー、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトン、最新型ターミネーター<REV-9>役のガブリエル・ルナ、謎の女性グレース役のマッケンジー・デイヴィス、ダニー・ ラモス役のナタリア・レイエスが登壇した。
本作は『ターミネーター2』以来の共演が実現したということで、お互いの印象を改めて聞かれたリンダは、「私とアーノルドは35年来の友情を培ってきて、そこには信頼があります。そういう関係性をもてる俳優はなかなかいません。そしてその関係を続いていくうちに、さらに信頼が深まり、お互いのユーモアも広がっていきました。本作の共演も2人の歴史が可能にしたのだと思います。」と語る。
一方、シュワルツェネッガーも「私とリンダは1984年の1作目から友情を築いてきました。うれしいことに2作目以降も友情は続き、私が知事になったときの就任式にも来てくれました。リンダは女性のアクションヒーロー像に高い基準を設けました。リンダが見せてくれたような質の高い説得力のあるアクションは今まで目にしたことがないです。そして28年近く経った今作でも、ある大きなアクションシーンを見て私は圧倒されました。60代という年齢で筋肉を蓄え、軍事的なトレーニングを整えてきました。彼女の献身的な姿勢が現場に素晴らしインスピレーションを与えてくれました」と賛辞を贈った。
そんなリンダが難しいと感じたシーンは、サラがT-800の決めゼリフ「アイル・ビー・バック」と言うシーンだったという。「本当にあの台詞を言うのが難しいんです。35年間、私の頭の中ではアーノルドの声で響いていたわけです。何度も何度もトライしましたが、言うたびに監督のティム・ミラーに『ダメ。アーノルドみたいだった。』と言われました(笑)」と答え会場を笑わせた。
また、シュワルツェネッガーはこの先も「ターミネーター」を演じ続けるかという質問に、「1作目を作ったときはとても小さな作品で、いわゆるB級アクション映画として考えられていました。当時はここまで長く続くシリーズになるとは思っていなかっです。」と当時を振り返りつつ、「私自身はこれで終わりだと思ってますが、それはまた観客の皆さんがどう思われるかということです。今回の作品も私の演じたターミネーターを喜んでもらえたらと思っています。」と自身とシリーズの今後について言及した。
【ストーリー】
メキシコシティの工場で働く21 歳の女性ダニーが、未来から来たターミネーターREV-9 に襲われる。同じく未来から送り込まれたスーパー・ソルジャーのグレースは、その攻撃からダニーを守ろうとして、激しい攻防を続けていた。そこに現れたのは、ターミネーターを宿敵として人生を送ってきたサラ・コナー。人類の新たなる運命を懸けた彼らの戦いには、あのT-800 も関わっていく……。未来から送り込まれたREV-9、グレースの目的とはいったい何なのか。そして、彼らの新たな運命とは…・・・。
【キャスト】
アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ
【スタッフ】
製作:ジェームズ・キャメロン
監督:ティム・ミラー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/terminator/index.html
11月8日 全国ロードショー